『1秒で答えをつくる力 お笑い芸人に学ぶ「切り返し」のプロになる48の技術』
頭の回転、速くなりたいですか?
本書は、「頭の回転の速さ」って何だろう?ということを通して、コミュニケーション・話すこと・書くことを学びます。
本書で特徴的なのは、やはり著者さんでしょうか。
もちろん、本書でお笑いを学ぶわけではありません(笑)。しっかりビジネスシーンで役に立つことが学べます。
講師から見た、お笑い芸人たちのちょっとしたエピソードも書いてあるので、お笑い好きの人にはさらにおいしい内容になっています🍰
一緒に学びましょう!💪
「頭の回転が速い人」ってどんな人?
最近のお笑い芸人さんって、「頭の回転が速いなぁ~」って人、多いですよね?
本書では、そんなお笑い芸人さんたちを1万人も見てきた講師が、「頭の回転の速さ」について書かれています。
このnoteでは、その本書のほんの一部を紹介します。
ところで、頭の回転の速さって才能でしょうか?
頭の回転の速さは、
× 才能、満点
○ 訓練によって身につける後天的な能力、安定した7割
として、本書では紹介されています。なので、「これ欲しい!」と思った能力があれば、しっかり行動して身につけちゃいましょう!
また、「満点」を狙う必要はありません。安定して高得点を出し続けることが大事です。
その先をイメージする
ついつい「スキル化が目的」、になってしまいますよね。本書でも、その注意が最後の方で出てくるのですが、このnoteでは最初に紹介しておきます。
頭の回転が速くなった先に、自分がどのような人になっていたいか?
これを具体的にイメージしてから読むと、よりよい学びになると思います!
オリジナルは真似の先に生まれる
お笑い芸人さんって、最初から「俺たちのオリジナルのこのスタイルでいく!」と決めてやってきているのかなぁと思っていました。
そんなことはないそうです。意外でした。
先輩の真似をしている人たちの方が成長も速く、繰り返しによって結局はオリジナルのものを生み出しているそうです。守破離ですね。
シンプルに伝わる
頭の回転の速い人は、「頭の中の考え」をシンプルに人に伝えることができます。
例えば、
①カタカナ用語や専門用語はつかわない
②難しい話はたとえ話にする
③相手の中の「共通認識」を刺激して「共感」を得る
④なくても意味が通じるものは削る
いやぁ~、これができる人はほんとうに尊敬します。私は②③④ができません。
②は引き出しをいっぱい持っていないとできませんし、③は相手のことをちゃんと理解していないとできません。
④もやっているつもりなんですが、ダメですね(笑)。すぐにメールが長文になってしまいます💦。身につけたいです。
アウトプットしやすい引き出しを増やす
さきほどの、シンプルに伝えられる人は引き出しが多いことにも通じますが、
知識や経験の「引き出し」を多く用意するのは大事ですよね。経験はその人だけのものだったりもするのでとくに大事です。
でも、
頭の回転の速い人はさらに、「アウトプットしやすく準備」をしています。洋服ダンスの中にごちゃ~っと服が入っているのではなく、
あけたらすぐに取り出せるように、どこに何が入っているかひと目でわかるように整理されている。そんなイメージです。
だから、頭の回転の速い人は、突然話を振られても、パっと答えが出てくるのですね。ほんとうにスゴイです。
人の話の最中に違うことを考えてしまう人
はい。私です。
(ストレングスファインダーで「内省」が強めです)
本を読んでいても、いつの間にか明後日の方向に考えていることがしょっちゅうです。だから本を読むのが遅いんです💦
そんな人向けにおもしろい方法がありました。とってもシンプルです。
頭の中で「はい」と返事をする。それだけです。
私は、わりと「うなずき」でリアクションをしているのですが、この「返事」というのはやったことがなかったです。やってみます!
アドバイスを聞いたあと
アドバイスは聞くものではなく実行するもの
頭の回転の速い人は、アドバイスを聞いたら、そのあとのアクションが決まっているそうです。
よく考えたら「当たり前」なのですが、意外とできていなかったりしませんか?
また、アドバイスをくれる人ってなかなかいないとも思います。みなさんのまわりではどうですか?
その意味では、noteはいろんな方のアドバイスがいっぱいです。「いいな」と思ったら、「読む」と「やる」をセットで考えてみてください。
また、本書では「興味のないものから思考のタネを見つけよう」という話が出てきます。
これもnoteなら、例えば「スキ」をしてくれた人のnoteを見に行くなどで、知らない世界にいっぱい触れることができますね!
自分だけの「話の必殺パターン」をつくろう
例えば、『千鳥』ノブさんの「クセがすごい」
お笑い芸人さんなら、必殺パターンをいくつか持っていますよね。
そんな「話の必殺パターン」をつくりたい!と思いませんか?
本書では、「つくり方」も紹介されています。
私も「一緒に学びましょう!💪」と毎回言っていますが、オリジナルと言うには弱いので、なにかもっと「クセがすごい」ものをつくりたいです(笑)
まとめ
「コミュニケーション」「話し方」を学んでいる人であれば、どこかで見たような内容はちらほらあるかと思います。
ただ、「お笑い」という目線でまとめられているところが、本書のおもしろいところではないでしょうか。
私は頭の回転も遅い(答えを出すまでに時間を要する)ですし、コミュニケーションも正直苦手です。
「できていない部分の再確認」の意味で、気づきがたくさんありました。実践して身につけて、その先を目指します!
本日の学びはここまで。読んでいただき、ありがとうございます!
また来てください。👋
読書期間 2023/06/20-2023/06/25
初版発行 2022/04/19
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<この記事を書いている「高橋ひろあき」とは?>
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます! 楽しく、読みやすいnoteになるように今後もがんばっていきます。