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現役人事を直撃!「面接ではどこを見てる?」「顔採用ってあるの?」さまざまな疑問を聞いてみた


株式会社CyberOwl(以下、サイバーアウル)では、さまざまな業界や職種からの転職者も多く採用しています。

今回は、その理由や会社が求める人物像、そしてサイバーエージェントグループの採用にまつわるあの“噂”について、人事の檜山啓に話を聞きました。

檜山啓:2017年4月に株式会社サイバーエージェントへ新卒入社。株式会社CyberSS(現:株式会社CyberOwl)に配属され、SEM・SEO系の金融・エンタメ・アプリメディアなどの運営や新規立ち上げに携わったのち、インターネット広告事業本部で営業を担当。2021年2月より同職に従事。現在は採用だけでなく、社員の身近な相談窓口としてより働きやすい環境を整えているほか、社内活性化やボードメンバーとして採用、育成戦略にも携わっている。

能力より“意欲と人柄”!実務経験にこだわらない理由

――まずは経歴を教えてください。

入社後は、メディアのプランナー/プロデューサーに広告運用、コンサル営業、編集業務に携わるなど、幅広い職種を経験してきました。

一通りの職種は経験してきているので、人事業務の一つである仕事の悩み相談としての部分では、経験が今の仕事につながっているなと実感していますね。

今は、社内活性化やボードメンバーとして、採用や育成戦略に携わるなど、多岐に渡って業務をしています。

――サイバーアウルの採用基準について教えてください。IT業界未経験の方を採用することも多くありますね。

僕たちは、業界の実務経験がなくても「素直な人柄」「意欲がある」その辺りを見させていただいています。

実務経験について強く問わないのは、意欲があり、人柄がマッチしていれば、知識や能力はあとからいくらでもついてくると考えているからです。社内でいわゆる“優秀”と呼ばれるような人も“最初は未経験”ですからね。

日本の採用市場では新卒が重宝される傾向にありますが、転職活動をしている方は、数年違う場所で経験を積んでいるだけなので、「経験がないから採用しない」と線を引いてしまうのはもったい。働くうえでは、未経験でも人柄が会社とマッチしているかのほうが大切だと僕たちは考えています。

――では、具体的には過去にどのような職務経験を積んだ方が転職してきていますか?

航空会社や、化粧品会社や教員…過去の職種に対しての制限は全く設けていないのでさまざまです。大切なのはそのなかで何を学んできたか、そこを言語化できていて、今後どのように繋げていきたいと考えているかです。

IT企業と聞くとハードルが高いイメージをもつ方も多いと思うのですが、そんなことはないと、今活躍している社員が証明してくれているのではないでしょうか。

求めるのは時代に柔軟に対応できる“素直な人”

――サイバーアウルとマッチしている人材とはどのような方でしょうか?

大枠の方針はサイバーエージェントグループ全体で掲げている採用方針を踏襲しています。そのなかでもサイバーアウルで特に重視しているのは“素直な人”ですね。

IT業界は特に変化の多い業界で、技術やトレンドが刻々と変化をしています。その変化に対して柔軟に対応していける、そのような意味での素直さが大切だと考えています。挑戦を繰り返していく会社でもあるので、「これじゃなきゃだめ」と過剰なこだわりがある方は難しいかもしれません。

だからといってそのように自分を作りこんでくるのではなく、面接ではありのままを見せてほしいです。いつのまにか入社がゴールになって面接でも作り込んでしまうと、入社したあとにミスマッチな部分が生じて本人が辛くなってしまうので。

この会社に採用されなかったから優秀じゃない、採用されたから優秀とかそんなことではなく、あくまで会社とマッチするかしないかの話です。

サイバーアウルでありのままに能力が発揮できて、お互いにとって「転職してよかった」「受け入れてよかった」そんな採用が一番の理想だなと思っているので、面接ではいつもの姿を見せてほしいですね。

――人柄以外に、求めている人物像はありますか?

今、会社は拡大フェーズに入っていると思っています。事業が増えて組織が大きくなっており、マネジメント層の数、それに伴うチーム数やメンバー数は増えてきて、全体のレベルアップを図っています。

そのためのメンバーとして力をつけたい方はもちろんですが、マネージャーとなってチーム作りたい、自分の役割をもって成果を出していきたい、そんな方にもぜひ来ていただきたいです。

必然的に経験できるチャンス、狙えるチャンスが出てきているので、すごく面白いタイミングだと思います。

――ちなみにサイバーエージェントグループ…となると“顔採用”なんて噂もありますが。

そういう噂ありますね(笑) 結論、そんなものはありません。でも、サイバーエージェントグループ全体の採用方針として、その人の“顔つき”は見ています。

本気になって何かを頑張ろうとしてる人や、熱量をもっている人は、話し方が少したどたどしかったりしても伝わるところはあるので、その熱量が顔つきに表れると思っています。

そのような方は、周囲からも応援されますし、会社の雰囲気もよくなります。仮にその方の能力が採用時点で不足していたとしても、社内の活気を生んでくれるのであればいいと思っています。

初めにも言いましたが、やる気があれば能力は後からついてくると考えているので、経験の有無は問いません。

大切なのは“入社後”!挑戦を恐れずに飛び込んできて

――最後に、サイバーアウルに興味をもっている方へメッセージをお願いします

進路やキャリアを考えるとき、「この選択で未来が決まる」と考えてしまう方が多いと思います。気付かぬうちに入社することがゴールに設定されてしまっているのですが、その選択=入社で未来は決まらないと思っています。未来を決めるのは、その後どうするか。

例えば僕も採用面接で「営業は向いてないと思います」とハッキリ言って入社したのに、3年後にコンサル営業を命じられたときは衝撃が(笑)でも、そこで挑戦してやり抜いたことは巡り巡って今に活かされており、すごくいい経験になったと実感しています。

サイバーアウルは、「頑張りたい」という人に必ず手を差し伸べてくれる組織でもありますので、挑戦を恐れずに飛び込んできていただきたいです。


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