初めて鍼灸治療を受ける方へ|「自己治癒能力」を引き出す鍼の魅力と注意点
ごあいさつ
はじめまして、恵比寿鍼灸院ハリステーションと申します。今回は私たち人間が持つ「自己治癒能力」を引き出す鍼灸治療の効果を最大限に引き出すノウハウをお伝えいたします。
鍼灸院に行く機会がある方は保存をおすすめ!
では、初めて鍼灸を受ける方や、過去に一度受けたことがある方に向けて、鍼灸治療の効果を最大化するために知っておきたいポイントをご紹介します!
結論:こんな状態での施術は要注意!
以下の状態で鍼灸を受けると、のぼせ、めまい、だるさが出やすくなる場合があります。
・寝不足
・空腹
・食後すぐ
・過労
・過度な緊張下
なるべくならこれらの状態を避けてください。適切なタイミングで鍼灸を受けることで、より高い効果を得られます。
当院の場合、過度な緊張下以外ほぼ該当するめちゃくちゃ忙しい患者様が一定以上来院されますので、他院と同様、刺激量を調整して『来てよかった!』と思えるレベルの施術は補償いたします。
鍼がもたらすホルモンの働きとは?
鍼の刺激は、脳を活性化しさまざまなホルモンを分泌させます。例えば、抗炎症作用、血糖値の調整、ストレスへの対応があるコルチゾールは過度な緊張下だと多く分泌されてしまい、かえってだるさが出る場合があります。
また、鍼を打つことで微細な筋損傷が起こり、白血球や血小板が損傷箇所に集まりやすいよう血流が促進されます。これが自己修復機能を高める仕組みの1つとなります。
しかし、食後すぐの施術は血流が胃などの消化器官に集中しているため、治療効果が最大限発揮されないことも考えられます。食前後30分は開けてから施術を受けられるのがおすすめです。
反応が出たらどうする?安心の対処法
のぼせ、めまい、だるさを感じた場合でもご安心ください。1000年以上の歴史を持つ東洋医学には合谷(ごうこく)や足三里(あしさんり)といったツボを使って身体を落ち着かせる方法があります。
当院の場合、施術後は温かい飲み物をお出ししており、少しお休みいただきながらお体の変化を見守っております。
まとめ
鍼灸は体のバランスを整え、自己治癒力を引き出す優れた治療法です。しかし、受けるタイミングや体調によって感じ方が変わるため、少しの工夫でその効果を最大化できます。
鍼灸師側の考えとしては、1人ひとりに合わせた刺激量が大切だと思っています。
「この後ご予定はありますか?」
「お昼は召し上がりましたか?」
当院では施術前にこうした会話を通じて刺激量や施術内容を調整してリラックスしていただける環境を整えています。鍼灸治療は個人差が大きいため、1回で適切な刺激量を判断するのは難しいこともあります。継続的に施術を受けることで、体が本来の力を取り戻していきますので、ぜひ2~3回と通ってみて、鍼灸の良さを実感してみてください!
自己紹介
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ひらく頭痛治療:廣木孝志(ヒロキタカシ)
福島県白河市出身/日本健康太極拳協会楊名時八段錦・太極拳師範/鍼灸師
2007に療術業界に助手として活動を開始/2013鍼灸師の国家資格を取得/2022年恵比寿に個室鍼灸院ハリステーションを開業
初心者に優しい施術と説明を心がけている稼ぐ力、健康資産のサポーターです!