理想主義者が行動するためには

理想主義者って、就活とかの場では怪訝な目をされるという
夢や理想だけで現実性に欠けている、とかで。

絶対おかしいと思う。

理想主義者的には、何の目標もイメージもないままに行動する方が、如何なものかと思ってしまうのだけど。

これは価値観の違いということで、おいておくとして。
それでも、理想主義と現実主義は、決して相容れないものだとは思わない。

理想主義者が社会で嫌厭されるのは、
理想主義のそれ自体が悪いわけではなくて、
理想を叶えるための手段が欠落していることが、原因じゃないかと思う。

理想主義者をガンディーになぞらえて、
“何ガンディーみたいなこと言ってるの”
という言い方は、実は的外れで。

“その夢を実現するためには、何をしていくことが必要なのだろうか”
という考え方をしてみるのが良いのでは?

理想に手段を兼ね備えた理想主義者は、
手段ばかり意識している現実主義者にとっては、たくさんの回り道をしないとたどり着けないような地点に、
最短最速でたどり着く。

たぶんこれは現実主義者にも当てはまること。
やみくもに努力すれば、がむしゃらに頑張れば、確かに結果は出るかもしれない。
スポ根漫画の世界では、良しとされている生き方だけど。
手段の先のゴールを定めるだけで、努力の中から、無駄なもの、効果の薄いものを減らすことができる。

私は現実主義者ではないので、想像しかできないけれど。


そんなふうに考えると、
理想主義者が行動するためには、
「考えてから動く」
ことがいいんじゃないか、と思う。

私は社会人になってから、何事においても
①なりたい姿、できるようになりたいことを思い浮かべる
②どうしたら実現できるかを想像する。
③実際にやってみる
という流れで、トライ&エラーを繰り返しながら模索している。

私の場合、②の過程で、周りの人の教えが使えない、なんてことも多い。
(ひたすらメモを取る、とかがそう。
人の話を聞きながらメモをとるって、私は全くできなかった。)

でも、他人の意見を参考にはしているけれど、自分にあっている方法をとれれは、それでいいし。

そんな風にして道筋をきっちりイメージすることで、行動する不安がいくらかマシになった気がする。(ゼロになるわけではないけれど)
不安が減れば、成功率も上がり、
成功体験ができれば、自信にも繋がる。

若干、完璧主義に拍車をかけている気もするけれど
元から、中途半端な状態では行動できないのがINFJなのだから、不安なまま行動するより、ずっといいはず。


しかしまぁ、一体誰が、
「考える前に動け」、「まずは行動」
なんて言ったんだろう…。
(それはそういう人がいるから、だけど)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?