こんにちは。ヒライユウキです。 家族の創業地である100年の時が流れる家「日詰平井邸」に残された醸造所を2024年1月に復活させ、お酒を造っています。 製造免許が交付された1月17日、その翌日から仕込み始め、念願の初出荷を迎えた2月26日…そして今、年が明けてから4か月間の記憶がほぼありません。夢中で、楽しく、お酒造りと向き合ってきました。 お酒をお召し上がりいただいた方からの「美味しい~!」のお声が本当に嬉しく、励まされています。 もろみは30本近く仕込みましたが、造
こんにちは。ヒライユウキです。 家族の創業地である100年の時が流れる家「日詰平井邸」に残された醸造所を2024年1月に復活させ、お酒を造っています。 平六醸造が造るすべてのクラフトサケに使用している副原料「発芽玄米」について、多くの方からお問い合わせを頂戴しております。 非常にざっくり説明すると、もち米の玄米を水に浸して発芽させたものを麹にし、それを利用して酒母を仕立てています。特に企業秘密というわけではないのですがとてもややこしいので詳しい説明は省略しておりました。
地酒のまるしん商店 〒071-8143 北海道旭川市春光台3条4丁目1-13 TEL 0166-52-2157 鮨角打ち 裏・小樽酒商たかの札幌駅前店 〒060-0001 北海道札幌市中央区北1条西3丁目3 敷島北一条ビル駐車場 TEL 011-272-0230 https://saketakano.thebase.in/ 地酒仙丸 〒005-0850 北海道札幌市南区石山東8-26 TEL 011-592-5151 https://senmaru.shop-pro.jp
こんにちは。ヒライユウキです。 家族の創業地である100年の時が流れる家「日詰平井邸」に残された醸造所の復活を目指しています。 日詰平井邸は、岩手県紫波町日詰商店街の南端に位置する国指定重要文化財です。 1921年(大正十年)に私の高祖父にあたる12代・平井六右衛門が完成し、当時の内閣総理大臣であり同郷の政友である原敬(はらたかし)を招いた近代和風建築。 敷地を囲うレンガ塀、張り廻られた大正ガラス窓、完成披露宴を開催した44畳の大広間の空間を実現した屋根裏のトラス式構造
こんにちは。ヒライユウキです。 岩手県紫波町の国指定重要文化財「日詰平井邸」に遺された造り蔵を100年の時を越えてクラフトサケ醸造所としてよみがえらせるプロジェクト。 2月14日プロジェクト公開直後より地元地域のみなさま、北海道から九州まで力強くサポートしていただいている酒販店さま、そしてお酒を心から愛するファンのみなさまの熱い応援によって、当初目標で設定した250万円を初日に突破することができました。 正直、嬉しいよりも驚きでした。 人口3万3000人の北国の小さな
こんにちは。ヒライユウキです。 家族の創業地である100年の時が流れる家「日詰平井邸」に残された醸造所の復活を目指しています。 お酒造りをしていた時「お米って土みたいだなあ」ということをよく考えていました。 日本酒とはお米からできているということは、もはや言わずもがなという感じなのですが、お酒造りの工程でいろんな菌を米に植え付けます。 たとえば麹菌。 これはいわゆるカビの一種で、麹菌の胞子(種)を蒸したお米に振りかけてわざとカビを生やすのです。麹菌が生育していく過程で
こんにちは。ヒライユウキです。 家族の創業地である100年の時が流れる家「日詰平井邸」に残された醸造所の復活を目指しています。 1921年に12代平井六右衛門が完成させた国指定重要文化財「平井家住宅」は、平民宰相・原敬(はらたかし)首相をお招きした近代和風建築です。 ▼日詰平井邸 https://www.hiraroku.com/ 母屋の奥には当時日本酒や味噌醤油などが醸されていた仕込蔵が今も残っており、この場所に醸造所を復活させます。一般的に日本酒が醸される冬期間だけ
こんにちは。ヒライユウキです。 家族の創業地である100年の時が流れる家「日詰平井邸」に残された醸造所の復活を目指しています。 本日2023年1月20日、株式会社平六醸造を設立しました。 私の先祖、6代目平井六右衛門が酒造を創業してからおよそ250年。日詰平井邸に遺された、かつての仕込蔵を現代によみがえらせます。 私が醸造所を復活させる紫波は、日本三大杜氏に数えられる南部杜氏ゆかりの地とも言われており、彼らが長い間培ってきた酒造りの技術や哲学を心からリスペクトしています
こんにちは。ヒライユウキです。 家族の創業地である100年の時が流れる家「日詰平井邸」に残された醸造所の復活を目指しています。 10月12日は何の日? そうです、私の誕生日です。 31歳を迎えるこの日に、私は素晴らしいプレゼントをいただきました。かつて家業を営んでいた酒蔵を離れ、今春からチャレンジした酒米つくり。収穫した吟ぎんがちゃんをついに納品いたしました。敬愛する岩手の2人の杜氏に自分のお米(処女作)を酒にしてもらう権利。これほど光栄なプレゼントは他に無いでしょう。
こんにちは。ヒライユウキです。家族の創業地である100年の時が流れる家「日詰平井邸」に残された醸造所の復活を目指しています。 全国には本当に飲み切れないくらい日本酒があります。1563場も酒蔵があり、そこから複数のアイテムが世に出されているわけですから、死ぬまで出会うことすらない酒がたくさんあるわけです。 まして岩手という超ド田舎で暮らしていると、美味しいお酒に出会うチャンスもかなり限られてきます。 自分が勉強したい(飲みたい)のもあるし、全国のお酒との出会いを楽しんで
こんにちは。ヒライユウキです。 家族の創業地である100年の時が流れる家「日詰平井邸」に残された醸造所の復活を目指しています。 私がかつて造っていた清酒や、これから造ろうとしている酒の原料はお米です。お米が無ければ酒はできません。主原料であるお米をどこで調達するか、というのは醸造所復活において重要なテーマです。 天空のイネ 吟ぎんが私は今、醸造家時代にやり残してしまった事のひとつ、酒米栽培に取り組んでいます。品種は吟ぎんが。 「吟ぎんが」とは、岩手県独自の酒造好適米です
こんにちは。ヒライユウキです。 家族の創業地である100年の時が流れる家「日詰平井邸」に残された醸造所の復活を目指しています。 さてさて、醸造所を復活するぞー!と意気込んだのはいいものの、お酒を造るには国税局から製造免許を取得しなければなりません。仮に免許なしでお酒を造ると、酒税法第54条により10年以下の懲役又は100万円以下の罰金が科せられると同時に、製造された酒類、酒母、もろみ、原料、副産物、機械、器具又は容器を、所有者の如何に関わらず没収されます。密造ダメ、ゼッタイ
こんにちは。ヒライユウキです。 家族の創業地である100年の時が流れる家「日詰平井邸」に残された醸造所の復活を目指しています。 先日のニュース。 清酒の製造免許の新規取得が制限される中、どぶろくやその他醸造酒でいわゆる酒蔵としての新規参入がここ最近動きとしてみられます。「ほぼ酒(日本酒)」なんて表現がされる通り、原料もマインドも日本酒の酒蔵に近いところにある、言ってみれば新ジャンルです。 そんな新ジャンルの酒の6つの醸造所が集まって設立したのが「クラフトサケブリュワリー
こんにちは。 はじめまして、ヒライ ユウキと申します。 私は今、無職です。 どうでもいい話ですみません。一応誤解があるといけないのでアレですが、自分で会社を辞めました。以前は醸造家でした。愛する妻と可愛い息子(4)がおります。 なんとなく申し訳ないので、庭に小さな家庭菜園をつくって野菜を育て始めました。でも思うように採れなくて、家計の足しにはなっていません。このままでは、晩御飯が私の分だけ玄関先に配膳される日も、そう遠くありません…これを回避するために、最近は私が晩御飯