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【note川柳】#35:お題は「アルテミス計画」(171~175)

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉

1969年7月20日、人類は初めて月面に着陸しました。きっとじーじは夏休みに入っていたかと思うのですが、月面着陸の様子をテレビで中継した映像を見ていた記憶がしっかりとあります。

それから50年経ったの2019年5月に米国は「アルテミス計画」を発表して、再び月に向かうことになりました。今度は、物資を運んで、月面基地建設をするそうですから壮大な計画です。

今回のお題は「アルテミス計画」です。川柳5句チャレンジ!

中国が迫り焦って月目指す

アポロ計画は有人で月の周回飛行を行った7号から17号までが有人で月に向かい、その内11号から17号まで7回月面着陸を試み、6回成功しました。
11号(1969年07月16日)
12号(1969年11月14日)
13号(1970年04月11日)※「アポロ13」は映画にもなりました。月に向かう軌道の途中で機械船の酸素タンクが爆発し、乗組員は一時的に着陸船に避難し、月を周回して地球に帰還しました。
14号(1971年01月31日)
15号(1971年07月26日)
16号(1972年04月16日)
17号(1972年12月07日)※最後の月面着陸

こんなに月面着陸していたんですよね。

しかし、東西冷戦は、月への旅行よりもスペースシャトルで静止衛星軌道に機材を運ぶ宇宙ステーション建設やレーガン大統領時代にはスターウォーズ計画という「アメリカや同盟国に届く前にミサイルを迎撃」し、「核兵器を時代遅れにする」手段の開発計画へと向かわせました。

冷戦終結によって国際宇宙ステーション(ISS)にはロシアも共同参画していたのですが、今回離脱を表明しています。

米国が再び月を目指すのは、そんなロシアの動きよりも前に「中国」が宇宙開発で力を付けてきたことがあると思います。

どんどん技術的に迫ってきて月面探査や火星探査に手を伸ばす中国が、アルテミス計画推進の大きな要因になっているのではないでしょうか?


アルテミス太陽神の双子なり

アルテミス計画の「アルテミス」はギリシャ神話に登場する月の女神で、アポロ計画の由来になった太陽神アポロンの双子だそうです。

台風(米国ではハリケーン)にも必ず名前が付けられるように米国は粋な名前を付けますね。アポロンの双子の女神アルテミス! 

日本も「はやぶさ」はなかなか粋な名前でしたが、米国のセンスの良さにはかないません。

ちなみにハリケーンには女性の名前が付けられていましたが、男女平等の観点から1979年以降は、男性と女性の名前が交互に付けられるようになったそうです。台風1号、2号も悪くはないですけどね。


月の次火星に人を立たせるぞ

アルテミス計画は、月面での持続的な駐留を確立(基地建設)し、民間企業が月面経済を構築するための基盤を築き、最終的には有人火星探査を目標にしたものです。

そのためアルテミス計画には、国際的なパートナーシップが期待されていて、トヨタも「ルナクルーザー」という燃料電池車の開発で参加を表明しています。

また、NASAが契約している米国の民間企業の他にも欧州宇宙機関(ESA)、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA) 、カナダ宇宙庁(CSA)、オーストラリア宇宙庁(ASA)、更にはルクセンブルク、イタリア、イギリス、アラブ首長国連邦、韓国、ウクライナの10ヵ国が計画参加に署名しているそうです。


月よりも地球環境調査しよ

アルテミス計画で月面基地を作るというのは夢がありますよ。
でも、今はまず地球の環境を保全しましょうよ。

じーじなんかは、アルテミス計画のお金を植樹や木材利用研究に回して、持続的な森林経営を拡充していけば、どれだけの面積の商業植林(事業植林)ができるのかと考えてしまいます。

環境植林のように1回植えてお終いではなく、事業で回せる植林は、人々にディーセントワークを与え、持続的な森林経営が可能になります。

今や永久凍土の溶解や南極の氷の溶解によって温暖化が加速され、場合によっては2050年カーボンニュートラルは実現できないかもしれないことを気にしなくてはいけない状況です。

世界中の人々が争いを一時的にでもやめて、まずは地球を救うことから始めてほしいなというのがじーじの本音です。


我先に火星目指すは愚かなり

これだけエネルギーが高騰して物価も上がり、一刻も早い燃料転換(化石燃料→自然エネルギー)が必要であり、最も効果的で低コストな対策である森の再生よりも火星を目指すのは「今じゃないでしょ」と思うのです。

米中が火星を有人飛行で目指す競争をするよりも、今は、世界が一つになって地球環境の保全に協力し合うことが必要な時ではないでしょうか?

もう人生の終盤戦に入っている歳を取った権力者にオールを任せていたのでは、協力よりも競争、地球よりも火星に興味を示し、包摂性よりも排他性が好まれます。

老害の典型的な症状は頑固になって怒りっぽくなる<自分の老い先を感じての焦燥感>ことです。だから未来の政策には若い力が必要なのです。

いつもの決め台詞です。
頑張れZ世代!

☆☆☆
(感謝)

▼きしゃこく先生のしゃかせん「朝活7時」でじーじの記事を紹介いただきました。きしゃこく先生、ありがとうございます。オランダのイエナプラン教育を題材にした記事でした。来週も教育ネタで頑張ります。

【じーじは見た!】前編:オランダの教育を見てみた⁉
【じーじは見た!】前編:オランダの教育を見てみた⁉

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