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火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉

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少なくともあと五年くらいはつづくっぽい
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#現代詩

火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百卅四日 8/20

火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百卅四日 8/20

白石火乃絵【STAFF Note】【サンオウ通信】を立てつづけに3本久しぶりに更新した。

吉本隆明さんの『日時計篇』から「暗鬱と季節」について、アフリカン・ジャズとグラム・パーソンズのハイロンサムの響きのうえで4時間ほどしゃべっている、

やっと今年の如月、皐月(ほんらい弥生)あたりの常軌を逸していたころの火乃絵(朱髪)と時を空けて向き合えるようになった、何かに憑かれたかのようにとにかくべしゃり

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火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百十八日 8/4

火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百十八日 8/4

けっこうハイ・ボルテージで書いてきた航海日誌だが、今日は簡素に。——てきどに手を抜くこともこういうつづきものには必要だ。

さいきんは日が昇ってから寝ている(というのも航海日誌に力がはいってしまうからだが、)ので、午すぎに起きることが多い。押入付近でせいかつしている、折口信夫の『古代研究』を読んでいた、氣駕とLINEで小林秀雄の『本居宣長』について2時間弱話す。少し前に彼がサンオウに来たときは3時

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火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百九日 7/26

火乃絵のロクジュウゴ航海日誌〈scrap log〉 第二百九日 7/26

朝起きて、いちばん最初にしたことも覚えていない。めざめ間際の夢で、たしかたれかとしゃべった、中学のときの友達、ではないけれども、八つ下の、17歳の子たちと、当時の体つきで。——

〝夢によって生活を律すること〟 何でも、はっきりしないまま、出てきてしまった私は、ふとベランダに水の波紋をもった。「ここにはいたくない、」と言ったのだろうか、向かいの鈴ヶ森の蝉たちのこえがぼやけている。——

書かなくて

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