横倒しで分かる！腰痛と股関節の深い関係
こんにちは！ひなた整体院の小島です。このブログはあなたが健康の知識を深めていくことで自分で健康な生活が送れるようになるお手伝いをしていきます。では今日もいってみましょう。
見落としがちな腰痛のサイン
今回は、意外と見落とされがちな腰痛のサインについてお話しします。体を真横に倒した時に感じる腰の痛み、実はこれ、とても重要なサインなんです。
あなたは体を横に倒すと腰に痛みを感じることはありませんか？普段は気にならないのに、体を左右に倒すと違和感や痛みを感じる。このような症状で悩んでいる方は実は多いんです。
プロが必ず行う検査のポイント
わたしは整体院で、腰痛を訴える患者さんに必ず行う検査があります。それは、体を真横に倒してもらうこと。この時のつっぱり感や圧迫される痛みの有無をチェックしているんです。なぜなら、この動作で感じる痛みには、とても重要な意味が隠されているからです。
意外な原因！股関節との深い関係
真横に倒した時の腰の痛み、実はその原因の多くは腰そのものではなく、股関節にあります。特に、股関節を外側に開く動き（専門的には外転と呼びます）が上手くできない状態が多く見られます。
モデルの歩き方から学ぶ体の使い方
例えば、モデルさんのキャットウォークをご存知ですよね。彼女たちは骨盤を左右に大きく動かしながら歩きます。これは一見華やかで憧れてしまう歩き方ですが、この歩き方ばかりしていると腰や股関節、膝関節を痛めてしまう可能性があります。
重要な役割を果たす「中殿筋」
腰痛を訴える方に共通してよく見られるのが、お尻の横についている「中殿筋」という筋肉が十分に働いていない状態です。この筋肉は、歩く時やバランスを取る時に重要な役割を果たします。股関節をスムーズに外側に動かせる柔軟性があり、この中殿筋にしっかりと力が入るようになると、横に倒した時の痛みは改善していきます。
見逃せない肋骨の影響
また、実は肋骨の柔軟性も大きく影響します。体を横に倒す動作では、肋骨も柔軟に動く必要があるんです。肋骨が硬くなっていると、それも痛みの原因となります。
自分でできる簡単チェック方法
では、どうすれば改善できるのでしょうか？まずは、ご自身で簡単なチェックをしてみましょう。
壁に背中をつけて立ち、ゆっくりと体を横に倒してみる
どの程度倒せるか、どこで痛みを感じるかを確認
左右の違いがないかもチェック
改善のための注意点
痛みを感じる場合は、以下の点に注意してください：
・無理に動かさない
・急激な動きは避ける
・徐々に可動域を広げていく
放置は危険！早めの対処が大切
特に注意していただきたいのは、この症状は放っておくと悪化する可能性が高いということ。日常生活での動作が制限されると、さらに筋肉が硬くなり、悪循環に陥ってしまいます。
まとめ：体からのメッセージを聞き逃さない
腰痛は、体からの大切なメッセージです。特に横に倒した時の痛みがある場合は、股関節や中殿筋の状態を確認する必要があります。一度、専門家に相談してみることをおすすめします。
適切なケアと運動で、必ず改善は可能です。一緒に、痛みのない快適な生活を目指していきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。このブログの内容について、ご質問やご感想がありましたら、ぜひコメント欄でお聞かせください。あなたの体の悩みについて、一緒に考えていけたらと思います。