プライドと謙虚のバランスなくしてよい仕事はできない(2024年5月のお仕事まとめ)
イラストレーター&インタビューライターの陽菜ひよ子です。
歴史コラムニストとして大河ドラマ『光る君へ』を欠かさず楽しみにしていますが、同じくらい楽しみにしているのが朝ドラ『虎に翼』。
(ここから先はドラマを見てない方にはサッパリ?な内容です、ごめんなさい)
先週、恩師の穂高先生の退官祝賀会で先生を批判して走り去った寅子については物議をかもしましたね。
わたし、最初は「何も先生のお祝いの席をぶち壊さなくてもいいのに。その場はとりあえず笑顔で終わらせられなかったの?」って思ったんです。
でも、自分が寅子の立場だったら…きっとわたし、同じように怒ってたと思います。
いや、実際に怒ったこと、あります。
最初に勤めた職場でのことです。どんなに男性がミスをしても、女性は笑って「わたしが間違えたんです」と男性のミスを肩代わりすることを強要されました。それでいて、女性のミスはとことん追求される、そんな職場でした。
ひどい話ですが、昭和や平成初頭には、まだまだそんな会社はたくさんあったんです。(今もあるかも…)
のちに「あなたが怒ったことは正しかった」という手紙をもらったこともあります。それでも自分を大人げないと反省と自責の念に落ち込むばかりでした
でも、今回このドラマを見て、「あの時怒ったのは間違ってなかった」と考えられるようになったんです。
男とか女とか立場が上とか下とか関係なく、嫌だ、おかしいと感じたことは口にしていい。
もちろんその結果は「甘んじて引き受ける」ことが条件。
ただ怒るばかりでは、子どもと同じ。怒りどころを心得て、ここぞというときに怒るのも大事。
いざというときに怒れる「プライド」と、今が本当に怒り時かを見極める「謙虚さ」が大切なのかな、と思います。
プライドばっかり高くても、謙虚なばかりで卑屈になっても、いい仕事はできない、なんて感じました。
◇🔶◇2024年5月のお仕事まとめ◇🔶◇
5月は新規のお仕事はありませんでしたが、いろんな意味で「伸びた」1カ月でした。数字が出せるって、やはり気持ちがよいものです。
◎中日新聞マーケティングマガジンAPPROACH・連載コラム『ナゴヤ愛はどこにある?』
第19回「平安ブーム到来!時代を超えて『女性』を紡ぐ物語」取材&執筆
名古屋の作家仲間で平安文学研究者の奥山景布子さんにインタビューしました。
『光る君へ』の主人公・紫式部の書いた『源氏物語』を奥山さんは「フェミニズムの物語」だといいます。そうした視点で読むと、さらに面白さや深みが増すのです。
よろしければぜひ、本文をご覧くださいませ。
「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」に登場?
なんとこの記事、テレビ朝日さんの目に止まり、「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」でWebページを映したい、と連絡がありました。
テーマはまさに「平安ブーム」。一瞬でしたが、TOPページが少しだけ映りました。
奥山さんの書籍『フェミニスト紫式部の生活と意見』のレビューを書いたヤフーニュースはコチラ。
◎中京テレビ『PS純金』ファンクラブアプリ連載レポ『PSこらむ』
12「久屋大通を中京テレビが占領した「PS物産展」レポート取材&執筆
3月に名古屋の中心・栄にある「久屋大通公園」で開催された「PS物産展」。予想以上の盛り上がりで、レポートを書く手にも力が入りました。
なんと全4回という大長編となりました。
◎ヤフーニュースエキスパート歴史コラム
ありがたいことに、今月もたくさんの方にお読みいただきました。
時に021と022は、今までの記録。詳しくは書けませんが、もうこんなに読まれることはないんじゃないかというくらい。
でも今後も、頑張ります!おもしろい記事、書きますよ!
021:【光る君へ】超イケメンなのになぜか「残念」な藤原氏随一の超エリートとは?(相関図)(2024/5/4)
022:【光る君へ】藤原道長の大出世の陰で彼を支えた「4人の女性」とは?(家系図・相関図)(2024/5/11)
023:【光る君へ】正反対だから惹かれあった?陰キャな紫式部の結婚生活とは?(相関図・家系図)(2024/5/19)
024:【光る君へ】藤原氏の全盛を築いた影の実力者・黒幕(ラスボス)とは?(相関図・家系図)(2024/5/26)
2024年5月のお仕事はここまで!ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
もし、この記事を読んで「面白い」「役に立った」と感じたら、ぜひサポートをお願い致します。頂いたご支援は、今後もこのような記事を書くために、大切に使わせていただきます。