himara2

プロダクトマネージャーをやったり個人開発をしたりしています。

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マガジン

  • PdM日記

    プロダクトマネージャーをやってて気づいたことを書くマガジン。 内容はその時点でのもので、体系的なベストプラクティスではありません。

最近の記事

アクセシビリティについて本気出して勉強してみた

こんにちは!プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 このnoteではアクセシビリティ初学者だった私がアクセシビリティについて調べ、学んだ内容を書いています。アクセシビリティが気になる方、これから学んでみたいと思っている方はぜひ読んでみてください! 序章:Webアクセシビリティとの出会い以前は大企業のモバイルアプリエンジニアとして働き、現在は転職してスタートアップのプロダクトマネージャーをしています。モバイルからウェブへ身を移すなかで、新しく学んだ領域の

    • AIラジオをノーコードで作る方法

      生成AIは日常の様々なシーンを便利にしますが、その特徴のひとつにフォーマットの変換があります。テキストから画像、画像から動画。人間がやると大変な作業もAIは爆速で実現できます。 今回紹介するのはテキストを音声に変換する方法です。記事の内容からAIがラジオを作る。プログラミングの知識は不要のノーコードツールで、すべてブラウザ上で完結してAIラジオを作ってみましょう。 ノーコードでAIラジオをつくる今回はAIラジオのサービスを使い、記事の内容を紹介するラジオを作っていきます。

      • 個人開発者がプロダクトマネージャーになってみて

        こんにちは!プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 私はいまプロダクトマネージャーとして働いていますが、以前はエンジニアを10年ほどやっていました。エンジニアの頃から好きで続けているのが個人開発です。趣味の時間を使って自分の好きなものを好きなように作る。うまくいけば喜びの声をもらえたり多くの人に使ってもらえたりする。個人開発にはワクワクが詰まっています。 個人開発とプロダクトマネージメントはよく似ています。このnoteでは個人開発を10年少し、プロダク

        • バリューを大切にして組織文化を育てていく

          こんにちは!プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 多くの会社では「バリュー」が設定されています。会社として何を大事にしているか、メンバーにどう動いて欲しいのかを定義したものですが、このバリューはなかなか扱いが難しいと思っています。 バリューを意識せずとも日々の仕事は回ります。バリューは抽象的で人によって解釈が異なることもあります。バリューを意味あるものとして保ったり、組織に浸透させたりするのは労力が必要です。しかし、今の会社で3年近く働いてみて、バリュ

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        • PdM日記
          24本

        記事

          期待を超えると感動になる

          こんにちは!プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 Webサービスの機能や体験を設計する際、ユーザーにもっとプロダクトを気に入ってもらうには何が必要かを考えます。プロダクトに興味を持って来てくれたユーザーはどうすれば定着してくれるのか?どういう体験が提供できればプロダクトのファンになってくれるのか? このあたりをテーマに、整理しながらnoteを書いてみます。 期待を超えると感動になる上のグラフはユーザーがプロダクトを使い始めてからの感情の移ろいを表し

          期待を超えると感動になる

          認識ズレを防ぐために仕様にIDをつけて会話する

          こんにちは!プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 私はmicroCMSという会社でプロダクト開発をしていますが、そこでは日常の業務のために複数のツールを利用しています。チャットツールにSlack、ドキュメント管理にNotion、タスク管理にClickUp、テストケース管理にQaseなど。最近のサービスはどれも使いやすく、このように1つのチームで複数サービス使っている会社も多いのではないでしょうか。 複数サービスを横断して使っていると困るのが情報が散ら

          認識ズレを防ぐために仕様にIDをつけて会話する

          ベストプラクティスは誰かの体験談

          こんにちは、プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 なにか方針を決めたり仕事のフローを定義したりするとき、ベストプラクティスがあるのはとてもありがたいものです。ベストプラクティスは最善・最良とされるものんまとめで、業界標準と同じような意味合いを持ちます。ただしその使い方には注意が必要で、目的を見失うと逆に振り回されてしまうとも感じています。 普段の仕事でベストプラクティスとどう向き合うべきなのか?このnoteではそのあたりを整理してみます。 ベストプ

          ベストプラクティスは誰かの体験談

          不確実なまま前に進む

          こんにちは!プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 最近『エフェクチュエーション 優れた起業家が実践する「5つの原則」』という本を読みました。不確実性に溢れる世界でうまくいった起業家たちはどのように意思決定しているか、を研究してまとめた書籍です。 この本を読みながら自分は不確実性とどう向き合っているかな?と考えたので、整理を兼ねてnoteに書きます。書評ではなく私個人の考えを書いていきます。 ↓本の内容が気になる方はこちらのnoteが詳しいです プ

          不確実なまま前に進む

          リモート会議をファシる技術

          こんにちは!プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 プロダクトマネージャーはハブとして働くことも多く、会議のファシリテーション(進行)をする機会が多くあります。ファシリテーションはそれ自体難しいですし、リモート会議ではさらに難易度が高まると感じています。 このnoteではリモート会議の難しさ、そして少しでも良いミーティングにするために自分が意識していることを書いてみます。 参加者が意見を出しやすい場をつくるミーティングの種類にもよりますが、自分は基本

          リモート会議をファシる技術

          フルリモートだからこそオフラインイベントを開催する

          こんにちは、プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 私の働くmicroCMSという会社は「フルリモート」かつ「非同期ワーク」で仕事が進められており、メンバーは普段全国各地から勤務しています。 過去に書いた記事↓ フルリモート & 非同期ワークの環境は定例ミーティングなどがほとんどなく目の前の仕事に集中できます。自立して働ける人にとっては良い方法です。 しかし一方で、目の前のタスクへのフォーカスがしやすいがために、広い視野を保つのが難しい側面もありま

          フルリモートだからこそオフラインイベントを開催する

          2023年に読んだ本まとめ

          毎年、読んだ本の振り返りをやっています。今年で4回目です。 毎年年始に書いており、今年も1月中には作成していたのに、なぜか下書きに眠らせてしまっておりました。8ヶ月経って年末の方が近くなってしまいましたが、放流します。 1年間の振り返り毎月1万円分読むことを目標にしてます。 今年は68冊、130,460円分の本を読んでいて、達成してました! 今年はおもしろい本に多く出会えた感覚がありましたが、記録をみても毎月コンスタントに読めていますね。 一年を振り返りながら、月ごと

          2023年に読んだ本まとめ

          「非同期ワーク」を試した2年間を振り返る

          こんにちは!プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 私が働いているmicroCMSという会社では「非同期ワーク」を推進しています。非同期ワークとは朝会などの同期的な集まりを極力減らし、SlackやNotionなどで非同期にコミュニケーションを進める働き方です。 そんな非同期ワークを導入して約2年が経ったので、このnoteで振り返りを書いてみます。 非同期ワークに切り替えた理由microCMSはフルリモートワークの会社で、メンバーは全国各地からリモートで

          「非同期ワーク」を試した2年間を振り返る

          良い戦略は実行計画を含む

          こんにちは!プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 「戦略」とはどこか掴みどころのない言葉です。会社の事業戦略を考えたりそれをプロダクト戦略に落とし込んだりを定期的に行っていますが、戦略とは何を考えることなのか、いまいち解像度があげきれずにいました。 最近、プロダクトの行く先を考えるなかでその意味するところが少しわかった気がしました。戦略とは何か?戦略を立てるときに何に気をつければよいのか?このnoteで自分の理解を整理してみます。 戦略とはなにか?

          良い戦略は実行計画を含む

          プロダクトマネージャーの仕事で疲弊しないための習慣と心構え

          こんにちは!プロダクトマネージャーのひまらつ(himara2)です。 プロダクトマネージャーは面白い仕事ですが、苦しい瞬間も多くあります。不確実性に向き合ったり、自分の意思決定が間違っていたり、外部要因に振り回されたり。プロダクト開発は長期戦なので、落ち込んだ状態から回復する力が必要です。 この回復する力は「自己修復力(セルフレジリエンス)」と呼ばれており、プロダクトマネージャーに必要な要素に挙げられることもあります。 このnoteでは苦しい瞬間を乗り越える心構え、心身を

          プロダクトマネージャーの仕事で疲弊しないための習慣と心構え

          "伝わる" テキストコミュニケーション

          こんにちは!プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。 私の所属するmicroCMSという会社では「フルリモートワーク」かつ「非同期ワーク」で働いています。 非同期ワークというのは同期的な集まりを持たずに仕事を進めることで、例えば朝会のような定例は極力開かれません。microCMSはエンジニアの比率が高いため、エンジニアが集中して作業できる時間を増やす目的で非同期ワークが導入されました。 非同期ワークを始める前は不安もありましたが、実際にやってみるとSla

          "伝わる" テキストコミュニケーション

          noteの記事を集計して、よく紹介されているPM本のランキングサイトを作りました

          こんにちは!ひまらつです。 表題の通り、プロダクトマネージャーのみなさんが読んでいる本のランキングサイトを作りました。 画面はこんな感じ↓ noteでよく紹介されているPM本をランキング形式で紹介している他、タグで絞りこんで興味のある分野の本を探すなどができます。 このnoteでは、こちらのサイトを作った背景やランキングの仕組みについて書きたいと思います。 (追記)技術的な内容は別途Zennに書いたので、興味があれば読んでみてください:) 作ろうと思ったきっかけ

          noteの記事を集計して、よく紹介されているPM本のランキングサイトを作りました