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フルリモートだからこそオフラインイベントを開催する

こんにちは、プロダクトマネージャーのひまらつ(@himara2)です。

私の働くmicroCMSという会社は「フルリモート」かつ「非同期ワーク」で仕事が進められており、メンバーは普段全国各地から勤務しています。

過去に書いた記事↓

フルリモート & 非同期ワークの環境は定例ミーティングなどがほとんどなく目の前の仕事に集中できます。自立して働ける人にとっては良い方法です。

しかし一方で、目の前のタスクへのフォーカスがしやすいがために、広い視野を保つのが難しい側面もあります。新しい機能をリリースしたとき、ユーザーからのフィードバックはチームの大きなモチベーションになりますが、直接的なフィードバックをもらう機会があまりないな、と感じていました。

microCMSで働くエンジニアのほとんどが元々はmicroCMSのユーザーであり、自分の手でサービスを改善したいという思いからチームにジョインしています。チームが20人弱と増えてきた今だからこそ、改めてユーザーと直接交流できる場が欲しいなと感じていました。

microCMS Meetup 2024を開催

2024年7月に「microCMS Meetup 2024」というイベントを開催しました。
MeetupはmicroCMSの新しい機能や活用事例を話すイベントで、一年に一度のペースで開催しています。過去の2回はオンラインでの開催でしたが、今回は会場を借りて現地 + オンライン配信のハイブリッド開催としました。

普段フルリモートでオフィスを(ほぼ)持たない構造のため、イベントの開催もこれまで通りオンラインで良いのではないかという声もありました。ただ自分としてはオフラインで、生でユーザーのみなさんの反応を見ることが大事だと考え、現地での開催で進めました(東京開催となったため参加しづらかった方はすみません)。

Meetupの目的は「ユーザーと中の人の交流」です。microCMSメンバーからみれば、自分たちの作った機能のどこがどう喜んでもらえているのかを知る機会。そして参加者の方にとっては、普段使っているmicroCMSというサービスをどんな人たちが作っているのかを知ってもらう機会にしたいと考えました。
当日はパートナー企業の方にも登壇いただきましたが、その発表の中で「microCMSで運用するときの注意点」としてリストアップされた課題のいくつかが最近のリリースで解決できていたり、ほんの一週間前にリリースした機能を取り上げて良さを話してもらえたりなど、細かい改善もちゃんと届いている実感を得られました。普段からカスタマーサクセスへのフィードバックやXのコメントはチームとしても見ていますが、同じ空間・ライブでそれを聴けたのはまた違う体感があったのではないかと思います。

会場の様子

会場は東京の中野セントラルパークさんをお借りしました。ありがたいことに大変多くの方にご参加いただきました。

セッション後の懇親会パートでは、昔から使ってくれているユーザーやパートナー企業の方、過去にインタビューさせてもらった方と話すことができ、大変楽しかったです。一時間では足りず、もっとゆっくりお話ししたかったです。

全体の雰囲気としてもサービスへの熱いフィードバックをもらったり、参加者に配ったmicroCMS Tシャツを喜んでもらえたり、microCMSメンバーが執筆した書籍販売ブースが賑わっていたり。サービスを好きで使ってくれている方の多さを見て、もっと便利で使っていて心地よいサービスにしていきたいと思いを新たにしました。

ちなみにmicroCMSメンバーが執筆した本はこちらです。社内書評もありますので、興味があれば目を通してみてください↓

イベント開催を終えて

会場100人弱、オンラインでは200人超と、大変多くの方にご参加いただきました。アンケートに書いていただいた感想やフィードバックはメンバー全体にもシェアし、大変励みになっています。ありがとうございます!

今回のようなリアルイベントは、ないと仕事が回らないという性質のものではありません。ただ、「誰のために作っているのか」「自分が作ったものがどれくらい意味があるのか」を確認することは大いにプラスに働くと思います。

フルリモート & 非同期ワークは目の前のことに集中しやすい環境です。だからこそ、今回のようなユーザーと接点を持てる場を設けることは、今後も続けていきたいと思っています。

募集のおしらせ

microCMSではサービスのさらなる成長のため、各職種の採用を行っています。
少しでも興味があれば気軽にカジュアル面談をリクエストしてください。一緒に良いサービスを作りましょう!


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