選択
どうも。干からびた犬です。
拒食症とうつの治療のために実家に帰省し、早4ヶ月が経ちました。
今日は、『帰省した』という選択はどうだったのか?正解だったのか?
という話をしたいと思います。
どうぞお付き合いよろしくお願いいたします。
拒食症になったきっかけはこちらから。お時間があれば是非。↓
結論から言うと帰省したのは『正解』でした。
『体型いじり』『パワハラ』『14連勤』
『現場での最高責任者が未経験のわたし』
『休日出勤当たり前』『早朝出勤深夜帰宅』
を知らない土地でひとりで抱え込むのは無理でした。
拒食症になったきっかけ。
食事制限、宅トレ、ウォーキング、半身浴を頑張る毎日。
そんなわたしの努力を踏みにじる言葉。
『顔丸くなったね』『努力が足りないんじゃない?』
という言葉。
ご飯を食べなければ元気が出ない、生きていけない、
ということは分かっていた。
でも、怖くて喉を通らない。食べられない。
身体が思うように動かせなくなり、
『このまま死んでいくのかな』
『死んだら仕事行かなくていいや』
『でも誰にも発見されないのは嫌やなあ』
なんて考えていた。
それでも『食べない』ことを『辞められなかった』。
わたしは『拒食』でしか『自分を守れなかった』。
限界がきて両親に泣きながら電話し、週明け会社に事情を説明すると
『あー。(干からびた犬に)期待しすぎたね。頑張らさせすぎたかな~
体型に関してはみんな本心で思ってないよ~
コミュニケーション、コミュニケーション!』
『まあ、春休みやと思って実家でゆっくりしてき~』
と何も悪いことなんてしていないし、好きにしろよ状態。
『実家に帰りたいです』
と一言言い、会社を後にしました。
帰省してから最初の1カ月の記憶は、ほぼない。
覚えているのは両親のショックを受けていた顔と
久しぶりに会った猫2匹がわたしを警戒していたこと。
帰省して2ケ月経った頃、良い病院が見つかって
サプリや薬を飲むようになり体調は徐々に良くなっていった。
休職中は考える時間が多い。
『あの時、逃げてきてよかったのかな』
『もっと頑張れなかったのかな』
『逃げた自分は弱いのかな』
と自分を責めるようになっていた。
でも、今はちがう。
自分を傷つけて逃げ道を作ったのは良くなかったけど、
逃げてよかった。死ななくてよかった。
勇気を出して両親に電話をしてよかった。
会社に事情を話してよかった。
だから、今、生きていられている。
わたしは最強に運がよくて最高にラッキーな女だ。
もう縛られるものは何もない。
会社にも居場所はない。
なのに、未だに、痩せに執着してしまうのはなぜだろう。
最強に運がよくて最高にラッキーな女なはずなのに、
今日も干からびた犬として1日を終える。
◎最後までお付き合いいただきありがとうございました。
たった23年しか生きていませんが、
わたしの生きざま、普段の食事記録などを
記していけたらいいなと思っております。
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