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私も知らなかった「やりたかった」ができたこと。

noteを始めてから
毎週ショートショートを書いています。

小説や詩や短歌などさまざまなジャンルが
ある中で続いているのが

文字数ぴったり410字の
ショートショートです。

短すぎず長すぎずの
バランスがちょうど良いです。

現実から少しだけ離れて
自分の頭の中にある世界を
自由に描くことができて。

予想外の結末に自分で
驚いてみたりして。

パズルを組み上げるように言葉を選び
ショートストーリーを組み立てていく
幸せな時間です。

たらはかにさんのお題が
インスピレーションになっています。

同じお題でもnoterさんの作品は
十人十色で面白いです。

そんなショートショートの世界に
夢中になる中で気づいたこと。
2つあります。

1つ目は
ゲームを題材にしたショートショートです。

「ワンダと巨像」というゲームがあります。

広大な世界を孤独に
さまようワンダの姿は

どこか自分の心の片隅にある
強さと弱さと重なるような気がして。

主人公のワンダは
たった一人で
ナイフ一つを手に

高層ビルのような
巨像に立ちむかう。

絶望と勇気のバトルシーンを
表現したいと思いました。

もう1つは
ショートショートの中に映画を
登場させることです。

小説の中に実在する本や映画が
登場することがあります。

小説をきっかけに本や映画に
出会うのは、ちょっとした楽しみです。

DVDレンタルショップを
舞台にしたショートショートを書きました。

タイトルだけだけど
映画「レオン」や「飛んで埼玉」
実在する作品を登場させました。

ゲームのバトルシーンを
文章で描写することや
映画を登場させること。

日記も続かなかった自分が
ゲームや映画を題材に
ショートショートを書くなんて
想像してませんでした。

私のやりたいことリストには
浮かばなかったことです。

ワンダと巨像のようなゲームや
街のDVDレンタルはもしかしたら
10年後にはなくなっているかもしれません。

書いた後に
「やりたかったんだね。
 残したかったんだね」と気づきました。

小さいけれど、私も知らなかった
「やりたかった」ができたこと。

消えそうになっていた思いが
書いたことでまたふくらんでいく。

久々にゲームしたり
映画レンタルしてみようかな。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

みなさんの毎日が
素晴らしいものでありますように。

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ひいろ
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