夏色の音符とソネット。そうめんを茹でるあいだに。
冷蔵庫から
取り出した炭酸水を
透明なグラスに
そっと注いでいく
シュワシュワの
夏の鼓動が
早く早くと
はしゃいでいる
すぐにでも
飲み干したいけど
ちょっと待ってね
グラスを空にかざして
光を透かしてみる
底から見上げた水面は
キラキラと揺れていて
夏の陽射しを閉じ込めた
アクアマリンみたい
蒸し暑さを
和らげるように
空色のラムネが
気持ちよさそうに
漂いながら
コーヒーやお茶では
味わえない
透明な景色
一口ごとに
シュワシュワと
弾ける爽快感が
口いっぱいに
広がって
夏の暑さを一瞬で
忘れさせてくれて
私の中に
しずく色が
溶け込んでいく
そうめんのお湯を
沸かしている間に出会った
夏時間の小さな幸せ
グラスに入った
炭酸水は
いつも飲みなれた
はずの味なのに
とびっきりの美味しさでした
あっ!
そうめん
お湯に入っていたっ!?
忘れっぽい詩の神様
山根あきらさんの「青ブラ文芸部」
「忘れっぽい詩の神様」でした。
よく、お湯を沸かしたり
茹でたりしている時に
noteのアイデアが浮かぶのですが
そのせいで、そうめんを茹ですぎる
ことがあります・・よね?
そうめんの茹で時間が
短いことをうっかり忘れます。
forとgetで忘れる
never forgetで一生忘れない
forgiveで許す
英単語に興味を持った方は
"一語の宇宙"オススメです。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
あなたの毎日が
シュワシュワでありますように。
詩といえば、多崎礼さんの
『レーエンデ国物語』を読んでいます。
600ページを超える
分厚い4冊の小説は
読み終わる気配がありません。
(note時間が短いのは・・)
描写が叙事詩のような
絵画のような美しさで
時には荒々しくて
声に出して読みたい。
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