日出づる雲

絵画と掲ぐ耳空を呟くものです 何卒よろしくお願い致します

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最近の記事

其曰く 歌詞もなくても 歌ってみたいひとがある

    • 蠅の王 耳空歌詞

      くるくる散るを壊した 解きは開けなくなってる この気持ちで生く耽美に 花曇りで行くのたびにして 膨れ上がる腹は憎むを被り恐怖しきに頂く 震る指であやすもの 光華に追いかけて命を 噛った空想に飢えで落ちたよ ぴゅっぴゅ ぴゅっぴゅ かわいいだ 夢を見た まだ鮮明だ 夢を見たんだ 蝶が飛んでいた まるで別人のおまえだ まるで 別人の おまえ だ 光華は占めてしまいた 信じることは無意味さを あはれ それは愉快なものので くづおれる顔も掻き集めて咲う日々よ 「わたしの番

      • 地の記 獄編 耳空歌詞

        辛苦を信じてひとは頽れて 散りる黑くはここに煌々として 高知の殺せて 悲鳴をつきさせて 此方におくるとして 見上げばなぞる場に来て 渦となり波は足を送りの まだ知らず この生絵よ 散りの揺れは凍て明日の 見下ろせば側に来て 紅蓮の雪はこの数多で凍れ 降り積もったまま 遅れ澄み 映し躑躅の音 腑を帰え 反る穹へ飛び散る 光もなく 響き音もなき 狂う苦輪の並ぶ 遍し塗りの紅灯は洪濤 お越し絶え手は天雨の果てに紅蓮逝く炎のような方様 声喰らふ暗い波の追う 「蜃気楼と知れ 無

        • 紅蓮 耳空歌詞

          聞けば天獄 唄えば地獄 啼けば極楽 希望を照っていく 「おやすみ」 揺れながら 空の産む泥 火と打つ 日と月を厭い 笑うの喘ぎ声の笑顔 響き先へ己を流れ 起く地獄さ 口止め謹聴す猿は山月 遍し喚くは蕩き峠 猿  「おひめさま めしませ ここで」 姫  「拒!」 猿  「拒は許されぬ」 申  「澄む知恵へ五穀の身をそぞろ」 畏れよ 憎めよ 寄る辺に朽ちてゆく 報えて 迎えて 狂える嬉々として 紅蓮にて 腸裂かれ私怨より慮る 崩れんも新月は見て絶望の星を射る 愛したもの

          NIRVANA 耳空歌詞

          You’re in hell Hell good Your breath Tomb to bury No good The reacting’s sossling To your breath of expression of destruction way That’s too bad Oh good May now it hurts Save your breath Justice guillotine Take them Justice guillotine

          NIRVANA 耳空歌詞

          幸せの代償 耳空歌詞

          明日の舌を裂いてをる お前は「ふり」をして 愛されまいと嘘をつく お前は「ふり」をして 称念の澄明が震えて 描く表層記は 間に飛び出して乍ら 投影の音吐 腐れ出し———が欲しいよ 慈しみな幻のいつく欲望だらけの譫言を 口遊みのはどう何時も 疼痛は 嘘は嘘と雲に吐いている 見ているか ほら 雲の狭間で 見えるか 見えているか 愛されたいと願わぬ言葉 愛情の代償だとしても 連れ去る花は秘めで耐える 明日の舌を染みなさり背く あなたは枯れるまで悲しいと夢見て あほがし

          幸せの代償 耳空歌詞

          黒点 耳空歌詞

          劈く残照は苦みの色 夜空で飲み込める 穏しく 頻り黄泉を落ちつつもの 死に際の海に茹だり たわわをりて 顔無し子供 「虚ろの影を至りをる!」 子守唄 「嬉々星と打つ 大空へ渡るよ」 女性「わんわん!」 男性「わんわん!」 煉獄は戒力に畏懼な神々しいだわ 曠劫らしい明日へ届く 記憶を始める 紅潮の朝も 溟濛を壊落し 追憶を薄らぎ 連なり偉ふ劫火を触りぬ 彼       「いかがものか」 鯉のぼり    「偉い劫火!」 凧のぼり    「触るのか!?」 鰞のぼり  

          黒点 耳空歌詞

          星の玉の緒 響も物語り 物語

          見え得ぬ時にて 大量の火虫は役者の口々から登っている 天つ日に舞ふ 青い雲に凍る 斑に染めぬ空に向かり 華麗なり輝き 目剥き役者で振り返れぬ 咲きぬ繭を作り 其の後 満目の燈なし天明かりし 遍く星々になる 大量の一色の火虫は散りてなお 七つに割れてなお 其れの少しは大銀河を形成し 子供たちが生る 遍し斑なり 空は燦然と輝いて 目の前で見える役者は幸せになって 脇目もふらず 朧なりぬ土に踊って 皆 時も忘れて 興奮として呻吟している 送り火が灯したが如く 魚の真似している

          星の玉の緒 響も物語り 物語

          ハカイニシテ…と彼女は謂ふ

          ハカイニシテ…と彼女は謂ふ

          ただ 歌ってみたい人よ

          ただ 歌ってみたい人よ

          ただ、それだけの理由で 耳空歌詞

          崩れ落ちて硝子をくれでをる 明日を駆けては消えたとして黙るか 欠けて明けるの訳を 成りなくしちゃあ 空の風は荒れ お前の欠けた瓦礫を食べる それゆえに 受ける果然の大白 こすり まだ失わせていく 幸せだろうか そうだんだ その訳を探して まだ探している ただ それだけの理由で 今日も君は わらう 硝子の夢 鴉の理想は狂えそう 狂そう 狂そう 狂そう 狂そう! 最惡のひとは笑えば良いよ 糸を跳び 夢見てお前は寝返り 日の大空は切っ先に向ける 月を突き刺してるを剥けてい

          ただ、それだけの理由で 耳空歌詞

          其曰く 教外別伝をして 耳空歌詞

          黙して 庭に 跳躍す 見誤る べからず            氷底にて やった やってみたよ ほんといに変えてできた 「ごくろうさま」 揺り上げて漂う 朗天の音声を越え 生きるとして 踏み止めない唄を詠みの中 形振り空の枯れて流るる 揚げる六根を震える 闘魂の生まれる声で追う ただ 空を清浄にねだりと 無心で呪われ 例えば光差の如きの この世界を図れている 無数の接吻と がらんと飛び 交響となりて光明は 薨去として燈明出会って ー安楽法典より抜粋ー 秋色の遠

          其曰く 教外別伝をして 耳空歌詞

          十界 耳空歌詞

          残月は底を吹く 間を割れぬように 導いて天の道見て笑顔と追い上げない 終天の時に染めて 遠く果てた 心地良き四倒 大我とさめざめく 湖心へ向かうひとよ 来世より来てよ 浮べる鳥居は 傀儡の如き 鵠つ空は形振り本陽 空の沖は散れ果て 遷し執拗の音を貫く 華やかに舞い者よ 瞬く間となりに 瞬かない目を隣りて根が深い舞う 絎けてはない影絵を縮めて溶けるは 過ぎ神滅よ 我意なき 血垂れて浮きたり 立ち枯れて 動く間立てにお月様はてらてら 破顔のここりは健やかな和む 具に届きて

          十界 耳空歌詞