善玉コレステロール
善玉コレステロールとは
・血管を硬直化させる作用がある悪玉コレステロールを取り除き、血管を奇麗にするコレステロールです。
パントテン酸の働きで動脈硬化の予防
・パントテン酸が、善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らすことによって、動脈硬化を予防します。
パントテン酸を含む食材
鶏レバー、豚レバー、牛レバー、干ししいたけ、干しやつめうなぎ、
乾燥パン酵母、からすみ、鶏卵、納豆
鶏卵に含まれるパントテン酸
・鶏卵は卵白よりも卵黄にパントテン酸が多く含まれています。
・鶏卵(卵黄)生(可食部18グラム当たり) 0.78ミリグラム
・鶏卵(卵黄)茹で(可食部17グラム当たり) 0.69ミリグラム
・鶏卵(卵白)茹で(可食部37グラム当たり) 0.07ミリグラム
納豆に含まれるパントテン酸
・ひきわり納豆(可食部100グラム当たり) 4.28ミリグラム
・糸引き納豆(可食部100グラム当たり) 3.60ミリグラム
納豆と卵の食べ合わせ
・生の卵の過剰摂取は、ビオチンの欠乏症になる場合があります。ビオチンの欠乏症は、卵白に含まれるアビジンというたんぱく質が、ビオチンと結合することによって、ビオチンの吸収を阻害します。
・納豆には、ビオチンが含まれています。生の卵白と納豆の食べ合わせを長期間続けると、ビオチンの欠乏症に繋がります。
ビオチンの欠乏症を防ぐには
・卵を加熱すると、卵白に含まれるアビジンというたんぱく質が、ビオチンと結合しなくなります。
ビオチンとは
・ビオチンは、ビタミンB群の一種で水溶性の成分です。
・ビオチンは、水溶性ですが、食品中のたんぱく質と結合することによって、分解されにくく壊れにくくなります。
ビオチンの働きとアトピー性皮膚炎
・ビオチンは、髪の毛、皮膚、粘膜の生まれ変わりのために働きます。
・ビオチンは、ヒスタミンの産生を抑えます。アトピー性皮膚炎では、痒み、皮膚の炎症を起こすヒスタミンが放出されます。
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