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『学校ハラスメント 暴力・セクハラ・部活動─なぜ教育は「行き過ぎる」か 』
以前、愛知に研修講師として伺った際に、ご献本のために内田良先生の研究室にご訪問したら、逆に内田先生の最新刊『学校ハラスメント 暴力・セクハラ・部活動─なぜ教育は「行き過ぎる」か 』ご献本いただいてしまいました。
別の内田先生のご著書の『教育という病 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」』を拝読させていただいた際も思いましたが、誰かを批判するのではない、データに基づく冷静な分析は本当に素晴らしいです
【書評】『掃除で心は磨けるのか いま、学校で起きている奇妙なこと』
杉原里美さん(@asahi_Sugihara )の『掃除で心は磨けるのか いま、学校で起きている奇妙なこと』を読了しました。色々な活動の取材や、人々へのインタビューをとても分かりやすく取りまとめられています。
https://www.amazon.co.jp/%E6%8E%83%E9%99%A4%E3%81%A7%E5%BF%83%E3%81%AF%E7%A3%A8%E3%81%91%E3%82
【書評】グローバル・ジャーナリズム
共同通信で記者をされている澤様から頂いたご著書『グローバル・ジャーナリズムー国際スクープの舞台裏』を拝読しました。
https://www.amazon.co.jp/グローバル・ジャーナリズム――国際スクープの舞台裏-岩波新書-澤-康臣/dp/4004316537
パナマ文書をはじめ、世界に衝撃を与えた記事が取材され報道されるまでの過程は、まるで映画・小説のようで読んでいてドキドキします。今の
『ミライの授業』と『君たちはどう生きるか』
瀧本哲史先生の著書『ミライの授業』を読みました。
これからの「ミライ」を作っていく、14歳の中学生を対象とした講義形式の本です。「ミライ」を変える法則を5つに分類し、過去の偉人から現在の偉人まで、日本や外国の偉人がどうやって「ミライ」を変えたのか、具体例をもって説明しています。中学生にもわかるように大変平易な言葉で書かれており、やはり本当に頭の良い人はこのような文章も書けるのだなぁと思い、思わず
有川浩『明日の子供たち』(文庫版)
有川浩『明日の子供たち』(幻冬舎文庫、2018)を読了しました。単行本としてはすでに2014年に出ていたようですね。恥ずかしながら知りませんでした。。。児童養護施設で働き始めた新人職員、そこの職員及び子どもたちを主人公とした物語です。
他にも児童養護施設を(も?)テーマとした小説もありましたが、あくまで主人公の人物設定としてしか描かれていませんでした。しかし、この本ではまさに「児童養護施設」が舞