過去はない?『嫌われる勇気』・アドラー心理学
過去を悔やむ事ありますよね~あの時、志望校に受かっていれば、失恋したから人生がうまくいかない。
そういう考え方に対し、
アドラー心理学では、心理的に、過去は存在しないという考えです。
皆さん、失恋したり、志望した学校に入れなかったり、人生は思い通りにいきませんよね。
しかし、その時は落ち込んでも、滑り止めの学校に入り、充実した生活、その学校ならではの学習、友人にも恵まれ、恋愛を楽しむこともあるでしょう。
そうなった時に、あなたは、
滑り止めの学校に受かったから、こうした幸せを享受できる。
そう思うかもしれませんよね。
過去は変えられませんが、過去の解釈はいくらでもかわります。
同様に、失恋し、その後に出会った異性と結婚し、幸せになれば、むしろ、失恋してよかったと思うかもしれません。
このように、アドラー心理学では、心理的な過去はない、と考えます。
つまり、志望校に受からなかった、失恋という過去も現在の在り方によってきまる。
そのように考えます。
大事なことは、嫌なことがあっても、そういった状況から、「どうするのか」
それによって、過去の事実は「幸せ」にも、その反対にもなります。
こんな考え方をするのも面白いかもしれませんね。
参考文献 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
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