ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』第一話感想・2 終 23.10.27
そして、キャスト。
まず、ヒロインの菅野さん。
原作もドラマも50歳設定だが、さすがに若々しく美人過ぎて、そう見えないというか……。(実年齢は46歳)
ただ、先にも書いたように、ゴールデンタイムのドラマとなれば、このレベルの(美人)大物女優が要求されるのだろう。
もちろん演技力の高さは言うまでもない。
『イグアナの娘』『君の手がささやいている』など、ヒューマニズムをテーマにしたドラマは、まさしく彼女の独壇場。
続いて、この話のキーパーソンになるリク役の、鈴鹿さん。
かなりの難役なのだが、やはり演技力が高く、後半の菅野さんとの演技合戦がすごい。
一定の清潔感を保ちつつも、吾良の独占欲を表現できるのはさすが。
その吾良役の田中さん。
寝ているシーンが大半なので、なんとも……。(笑)
最近多い善人役。由紀恵の夫。
吾良の母節子役の三田さん。
外見はかなり原作に寄せているが、隠しきれない大女優オーラ。
『すぐ死ぬんだから』ではシャキシャキ歩く健脚を見せていたが、こちらは病弱でヨロヨロ。
その他の人たちもほぼ演技派で固められ、ドラマ好きの人も納得しそう。
僕もそうだが、親が高齢者の中年時代には特に支持されるのではないだろうか。
初回視聴率は7.9%。数字がすべてではないが、この時代のドラマとしては、好発進と言えるだろう。
引き続き、楽しみに第二話の放送を待ちたい。
(おわり)
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