●●ねぇわ・なかなかな地獄 21.1.1
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昨日あのようなことを書いたが、読者としては、無料でコンテンツを享受できるのは大変ありがたい。(飛田流は日によって言うことがコロコロ変わる)
中でも、小説がタダで読めるのは読者的な立場からはウハウハである。古くは図書館、新しくはネット、いずれにしても無料で読めるコンテンツで溢れている。
ただ、無料で読めるのに、なんで読まないのかというと、その大半がつまらないからである。(※個人の感想)
<推理小説>
のっけから人が死ぬの読まされても……
<純文学>
なんがなんだかさっぱり
<歴史・時代小説>
日本史のテストで8点取った僕ですが何か(※100点満点)
<青春キラキラ小説>
本人が陰キャラだったのでリアルさが感じられない
<ホラー>
怖いのはちょっとねー
<ファンタジー>
世界観設定からもう挫折
<BL小説 ※女性向け>
良いなと思うものもあるけど、図書館には置いてないね。あと、甘々成分があまりに強いと……
と、まぁ、小説を書いて売っている身でありながら、大半の小説が苦手である。
だが、抵抗なく読める数少ないジャンルの小説が、ある。
それが、ゲイ向け小説。
もともとエッチな小説は嫌いではないが、ノンケ(異性愛者)向けの場合、パターンにハマっているのがどうも苦手。
いわゆるエロエロオンリーな小説はちょっと……だが、情感が描かれているしっとりとした作品はかなり好きである。
お気に入りの作家さんの場合、もし電子書籍などを出していたら、買わせていただくこともある。
ただ、あらたまって読書となると、なかなか時間が取れないのも事実。
さぁそこで
前にも書いたが、最近は音声読み上げソフトに読んでもらう。
最近、自動音声読み上げソフトにハマっているのだが、フリー(無料)ソフトやブラウザ付属の読み上げだと、「ゆっくり」ベースというか、若干のぎこちなさは残る。
そこで、有料製品版のサンプルページで、より人間に近い読みを楽しむのだが、やはりエロ小説もどきを書いている者として、
エッチな言葉を読ませたいのが人情というものである。
例)
あと、話者も、いわゆる「ナレーター声」だけではなく、太ぉいだみ声も希望。
2020年7月3日ツイッターより
これだと、かなり「読書」範囲が広がって
飯を食っていても
雪掻きをしていても
車を運転していても
ベッドで目をつぶっていても
小説を「聴く」ことができるので大変便利。
なお、いつも僕は耳栓をしているので、PCの音量は若干大きめにしている。
今日も、あるゲイ向け小説を元に、音声に変換するべく「仕込み」をしていた。
テキストからの変換作業自体は、無音でできるので、寒かったこともあり、たまたま家族のいるリビングで作業していた。
変換ソフトにテキストを流し、スイッチポン。
ふと、用事を思い出し、別の部屋に行く。
数分ほどで戻ってくると
PCが
家族のいるリビングで
朗々と
ゲイ小説を読み上げていた。
(音量大きめ)
なんか、変換後の音声ファイルを再生していたらしい。
あわてて、右上の「×」ボタンを押す。
が、止まらず、画面白くなる。
小説流れ続ける。
とにかく音を小さくしようと、音量ボタンをいじくる。
画面の明かりが暗くなる。
小説流れ続ける。(音量変わらず)
別の部屋に移動しようにも、PCのコンセントが邪魔。
その間も流れ続ける。
とにかく引っこ抜けるものはすべて引っこ抜いて、何食わぬ顔で別の部屋に移動。
この件については、現在まで家族の誰からも追及を受けていない。
完
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