花子・その愛 の話。・2 23.11.26
最初にも書いたように、カツオにぞっこん。
しかし、花沢さん本人が余りにも公言しているので忘れていたが、「なぜカツオが好きか」その理由については不明。
カツオは成績が良いわけでもなく、顔もまぁ……であり、あそこまで惚れ込む要素がどうも見当たらない。ただ、外面が良く、ちゃっかりしている面は、世渡り上手と言えなくもないが。
勉強はからっきし(実家が不動産業を営んでいるため、土地の面積を計算する問題などは得意)だが腕っぷしが強く、おそらく男子も含めたクラスの中で一番。
だが、相撲でカツオにわざと負ける乙女心も。
一方で、家庭的な面もあり、家事の大半をこなすしっかり者。
当のカツオは主に花沢さんのヴィジュアルを好ましく思っていないが、それ以外の腕力・顔の広さ・社交性においては一目置いており、なんだかんだ言って頼りにしている。
大抵のことは、独特のだみ声で「ア゛ハハハ」と笑い飛ばす豪快な性格だが、一つだけ気になっている過去のセリフが。
花子「やーね、男が男を好きだったら気持ち悪いじゃないのー」
僕が子供の時のエピソードだったので、当時の社会における典型的な受け止め方を表わしたものと思われる。
(つづく?)
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