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ちょっと何言ってるか分からない。 22.2.1

拙作にガチ方言を(萌え要素として)取り入れたい気持ちは前々からあるのだが、何回アンケートを実施しても、萌える以前に「意味不明」の回答が多数。だよねー。
もし僕が他県の出身だったら、きっとそう答えていると思うし。
読者に意味が伝わらなければ萌えどころの話ではないので、ソフト方言にとどめている。

あっ、去年アップした『彦星、二人』で、短いながらもかろうじてガチ方言を使ってるね。

この時は非常に短期間で書いたので、ついポロッと出た&読者に気を遣う余裕がなかった。(笑)

テレビドラマの場合は標準語訳なしのガチ方言が出てくることがよくあるが、語り手の表情+相手のリアクションで、なんとか推察することができなくもない。

これが小説となると文字だけなので、関西などの有名な方言でない限り、理解されないのは致し方なかろう。

こぃだばあぎらめるしがねんだべがのぉ。

ほら、わからないでしょう……?


小説にガチ方言を取り入れる時の問題点は、その地方以外の読者に意味が伝わりにくいこともさることながら、

標準語訳も合わせて手間と分量が2倍になること。

2倍売れればまだいいが、そこまでの方言マニアを探す方が難しい。




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