ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』第八話感想・2 終 23.12.16
本編では初登場の優弥の元嫁(いや、今も嫁だが)里菜の前に、ゆりあ、眼鏡・紺色コートと、リクルートっぽいルックで登場。それはさすがに硬すぎでは……。
いわゆる修羅場(例・里菜がゆりあに飲み物をぶっ掛けるとか、『この泥棒猫!』と言い放つとか。笑)が演じられることもなく、むしろ優弥・親戚の悪口を言いまくる里菜。そこへ復縁を促すのがゆりあらしい。
このように、「ドラマあるある」的な展開が徹底的に排除されているのが本当に素晴らしい。
もちろん、原作があってのことだが。
そして、乳房のしこりが気になる姉の付き添いで病院に来たゆりあのほうに、乳がんが見つかる。
ここ、まさかの展開で、原作を読んでいた時には仰天した。
病気のこともあってか、優弥に別れを切り出すゆりあ。
泣くのをこらえて、毅然とした表情を見せる。菅野さんはこういった、印象に強く残る表情が本当にうまい。
回が進むにしたがって、どんどんゆりあになっていく。菅野さん本人がこのような性格と思えるほど。
優弥に別れを告げられ、
いよいよ次回最終回へ。
(おわり)
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