ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』全体感想・1 23.12.23
ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』全九回が終わった。とにかく無事に終わって何より。
それでは、ドラマ全体の感想を述べていきたいと思う。
ドラマ化の情報を知ったのは、2023年6月。ウェブニュース、および入江先生のブログ。
『ゆりあ先生の赤い糸』が、手塚治虫文化賞マンガ大賞㊗を受賞されたのとほぼ同時期。
正直
マジで……??
と思った。
当時のツイート
この「マジで?」とは、テレビドラマが、デスゲームか刑事物、医療物、胸キュンドロキュン物しかやらないこの時代に?? との意味もある。
さらに、原作を読んだ方は既にご存知だと思うが、意外に性的な描写が多い。
これをゴールデンタイムでやると??
あと、けっして派手ではない展開が、刺激に慣れた視聴者に受け入れられるか、との不安なども。
そんな心配をよそに、主演の菅野美穂さんを初め、徐々にキャストが発表されていく。みな美男美女。
10月、ついにドラマは始まった。
結論から言うと、××な部分は割愛されるか、抽象的な表現に置き換えられていた。
当然と言えば当然だが。
そして、全九回「しか」ないので、ドラマ冒頭から急展開が続き、入江漫画における「日常描写の巧みさ」が削ぎ落とされていたのが残念といえば残念。
つまり、このドラマの特徴は、
①ゴールデンタイム仕様で内容がソフトに(特にえっち関係)
②放送回数が決まっているため、かなり詰め込んだ展開
③原作のキャラクターよりも美男美女が演じる
となる。
(つづく?)
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