我が人生を入江先生に捧ぐ、の話。・2 23.10.22
で、車内で読み終わった雑誌をどうするか。
もちろん、そのまま持ち帰る人がほとんどだが、まれに網棚に置きっぱなしにして列車を降りる人もいた。僕の目の前で。
それが、初めての出会いだったと思う。
詳しくは覚えてないが。
連載初期から読み始めた。
下町を舞台にした、日常的世界。
それでいて、日常よりも、ほんのわずかに浮き上がった愛すべきキャラクター達。
粋で野暮な彼らが織りなすストーリー。
一瞬でハマった。
コミックスも当然買う。
いつまでも、この世界が続くのかと思っていた。
だが、七巻で終了。
いや
あの
もうちょっと続けてもいいのよ……。
漫画の終了で、初めて虚脱状態に陥る。
(つづく?)
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