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そっと耳を傾けてくれる友人と最近ハマってる韓国小説

どんよりと厚い雲に覆われた空は、2022年8月26日の午前4時50分。辺りは薄暗く街灯がついていました。ほんの1週間前までは明るかったこの時間も夜が明ける前の静けさを感じながら。日に日に秋が深まってきています。

今日は、ちょっと悲しいことがありました。


リアルで話したらきっといろんな感情をぶちまけちゃって、興奮して泣き出してしまうからメールを通じて友達に話しを聞いてもらいました。

話すことで気持ちが軽くなって。

イライラした気持ちを無理やり抑え込むの(我慢したりすること)ではなく。友達に話す方法のほかにもいろいろ試しながら。

少しでも気を紛らわすために
韓国ドラマをみたり、
掃除をしたり、
普段読まない雑誌を見たり、
韓国小説を読んだり。

びっくりするほど気持ちが落ち着いたのは韓国小説を読んでいる時でした。特別なことではないけど理想を追うのではなく、自分の譲れない部分を見つけた気分でした。
瞬く間に気持ちが紛れモヤモヤした気持ちから距離を置くことができました。

悲しいことがあったからこそ、友達に胸の内を話すことができたことと何気なく読み始めた韓国小説に吸い込まれて、心も気持ちも癒されました。

誰かに話せるって、いいことですね。
だれでもいい、わけじゃないんです。
この人だから、話せるんです。
気になっていた韓国小説を読んでいたら本に吸い込まれて、どんどん読み進んで気がつけば1時間。読んでいる最中は本の中に入り込んでいたからモヤモヤを忘れるくらい集中していました。


話せるって、いいね

嬉しいことも、悲しいことも。
この人だからこそ話を聞いてほしい時があります。

「あのね・・・」から切り出すと、「どうしたの?」って。
そういうやり取りだけで心が軽くなっていく。

こんなこと言ったらだめかなと以前までは変なプライドが邪魔をしていい恰好をしていたこともありました。

私的には勇気を出して話したことについて、友達はたいしたことないやんっ!ってどーんと構えてくれて。

それだけでグッと気持ちが半分軽くなって。

この人だから素直になれるんだなー。
愚痴っぽくなってごめんね~ってメールすると、謝らんで~って話せるっていいことやん!!って。
愚痴だと思えば愚痴になるところを友達は愚痴とはとらえずに私の心まで元気づけてくれる。



韓国小説に癒された①

先日韓国ドラマの原作本・邦訳の「天気がよければ訪ねて行きます」を読み終えてから韓国小説が気になってしかたがなくて、この本を読みました。

イ・ミイェ/著  鈴木沙織/訳
「夢を売る百貨店・本日も完売でございます」

眠っている時にしか訪れることができないドルグート百貨店。どこかに存在する不思議な街の住人ペニーと店主ドルグートと個性豊かなマネージャーと作品を生み出す夢師と不思議な生き物や妖精に囲まれながら様々な夢をかけに来るお客さんたちと出会うお話し。
気になるあの人の夢・家族の帰りを待ちわびる老犬が見る夢・夢追い人がみる夢・今は亡き人との再会できる夢など。
夢はこんなにリアルなのに自分の無意識が作りだしたものにすぎないなんて・・・と、ふとした疑問から生まれた短編集です。

特に印象に残った場面

「悪魔の払い戻し請求」の部分で感動した部分を紹介します。
一番つらかった時期というのは裏を返せば全力を尽くして困難に立ち向かっていた時期とも言えるではないでしょうか。すでに過ぎたことですから自分がどう考えるかによって見方が変わるものです。その時期を乗り越えて、今こうして健やかに暮らしていることこそ皆様の強さの証。

読みながら現実と行き来する感覚を楽しみながら、次はどんな夢を買うことになるのか、人間模様と夢と現実が地続きのような。一気に読み終えた頃に眠るのが楽しみになってました。

韓国小説に癒された②

読み始めたら、と止まらなくなるほど次のぺージが気になる小説

2020年本屋大賞・翻訳小説部門の本屋大賞を受賞された
ソン・ウォンビン/著   
矢島暁子/訳
「アーモンド」

こちらはまだ読み途中ですが、ずるずると続きが読みたくなる本。
この物語を読んで涙が溢れたり、無垢な愛にあふれているという感想を共有したい。

アーモンドは、偏桃体(脳)のことで人より小さく感情がわからないユンジェ。どんな感情もわからないユンジェはある出逢いをきっかけに人生を変えていく262ページ。

本を読んでいる時は本に集中できるからスキ。
本を読んでいるとモヤモヤした気持ちがどこか遠くに行ったような気分になるからスキ。

嫌なことがあったことで一人でモジモジ&イライラ&モヤモヤしていてもおさまらない。
本を読んだり話してみたら気持ちが晴れていきました。

話しを聞いてくれる人がいる。
話せるって、いいね。
スキな本を読むことができる。
読みたい本に出会えてよかった。

悲しいことがあった時、一人で我慢するのはよそう。
話を聞いてくれる人に話してみよう。
こうしたらいいという誰かのマニュアルを真似することではなく、自分の譲れない条件を見つけたり心地よい過ごし方を探ってみよう。
もしかしたらとても些細なことに気づくかもしれません。













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