見出し画像

[二十四節気:霜降]ジンジャーポークカレー


二十四節気「霜降」

2024/10/23〜11/6「霜降」

地球暦が示す二十四節気「霜降」

帳尻を合わせるように一気に冷え込んだと思ったら、季節が緩んで夏に近づき、ウチでは10月の初旬にコタツを出すも、その翌日からは窓を開けて風を取り入れないと暑いくらいの日もあり、これは人も自然もなかなか揺さぶられる気候だなぁと感じた「寒露」が過ぎていよいよ「霜降」。
10月20日〜21日と大阪出張でしたが、行きの早朝6時の「ひるがの高原PA」の気温は6℃。大阪も陽向は暑いものの日陰に入ると少し肌寒い。
出張先の社長は先日まで志賀高原にイベント出店していて、なんと気温が1℃だったそう。
やはり二十四節気は期待を裏切らずその都度季節をぐっと引き締めてくれる…そんなふうに感じています。

時折吹き付けるひんやりとした風にシャキンとするのは世の中も同じで、いよいよ衆議院選挙です。
選挙区によっては「誰に入れてもそう変わらん…」という選択肢の少なさで一瞬戸惑いますが、今回は日本が立ち直るための国民共通の課題として「政権交代」がテーマなので、顔がタイプとか嫌いとか、なんかムカつくとか関係なく、まずは自民・公明以外に投票する流れなんじゃないかな…そうであって欲しいな…と強く思います。
僕の住む地区も自民と立憲民主の二択という状況ですが、選べるだけでもありがたい…と昨晩期日前投票に行ってきました。
隣町では議員の応援に「ワクチンの責任を取る」っと言っていた某有名議員さんが応援演説に来ていたとか…
これって応援になるんだろうか?足引っ張るだけなんじゃねーの?
もし自民党員にもまともな人間がいるとしたら普通応援は断ると思うんだけれど、断れなかったのか党としてこの選挙区を捨てたのか?
いっそのこと政権ごと捨ててくれたらありがたい。

と思いつつ、日本が変わる最後のチャンスだと思いながらの投票。
ウチの選挙区で投票できる比例代表の党マニュフェストで「日本の食と健康」や「ワクチン薬害」「緊急事態条項反対」などを同時記載している政党は一党のみ。
だからといってその政党を信用できるわけでもないのですが、躊躇している暇はありません。まずは現状を変えうる一票を投じてきました。

さて、10月23日からが「霜降」の始まりですが、実は私的な話で恐縮ですが我が家は25年目の結婚記念日でした。そう「銀婚式」です。
そんな銀婚式の夕食にはめでたく二十四節気カレーです。
今年の「夏至」は僕の50歳の誕生日でこれまた二十四節気カレーでお祝い。
なんだか今年のアニバーサリーは二十四節気好いています。

生姜を食べて大我(愛)に生きる

…というわけで、二十四節気「霜降」のカレーのお話です。

朝晩の冷え込みが気温一桁台になってきたので、体の内側からじんわりと体を温めて来る冬を迎えられるようにと生姜を使ったカレーにしました。

“小我” を捨てて “大我” に生きる
というのはお釈迦様の言葉ですが 「小我」(自己中心的な考え・エゴ) を捨てて 「大我」(愛 )に生きるという意味があります。
ここ数年、ずっとこの言葉が頭の中にあります。
きっとこれには「わかっているっぽい風」が常に吹いて回ります。
わかった気になっている、自分の行動には常に「愛」がある…と勘違いしている風が僕の周りや脳内・体内を常に吹きまわっています。
こんなことをnoteに打ち込んでいる今でさえ、キーボードの隙間を心地よく吹いています…

まあでも “小我” を捨てて “大我” に生きられたら、世の中こんな風になっていませんよね。そうやって生きることの大切さと同時に難しさを今の世の中が表しているのかもしれません。

そんな思いも込めた「生姜」のカレーです。

【ジンジャーポークカレー】

この夏何度も作ったポークビンダルーの酸味がとても好きで、その中心的な酸味を成す赤ワインビネガーを使ったカレーを作りたいとずっと思っていました。
今回はポークビンダルーと同じように一口大に切った豚バラブロック肉をおろした生姜ととも赤ワインビネガーでマリネしたレシピで作りました。

盛り付けはシンプルに、針生姜と何か緑色系のものを〜なんて思っていたら、ウチの畑に初夏まで楽しませてくれていたパクチーがわんさか育っているではありませんか!

今年二度目の秋パクチー

おそらく本来は冬を超えて来春に芽が出るはずの、夏にコリアンダーシードにして収穫した際にこぼれた「夏のこぼれ種」が、この秋の暑さでもう一度芽を出したんじゃないか?と思いますが、最近近所のスーパーでもパクチーの取り扱いが少なくなって手に入れづらくなったところの、まさかのオーガニックパクチーに喜びを隠しきれません。

というわけで盛り付けは針生姜とパクチーです。
シンプルな原料で簡単に作れてとても体が温まるカレーです。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

【レシピ】

材料 ー4人分ー 

A .カルダモン 8個
A .ブラウンマスタードシード 小さじ1/2

B.豚バラブロック(肩ロースでもOK)400g
B.おろし生姜 15g
B.赤ワインビネガー 大さじ3
B.塩糀 大さじ1

□米油 大さじ3
□玉ねぎみじん切り 1個分
□にんにく(みじん切り)12g
□生姜(みじん切り)10g
□中玉トマト角切り  1個分
□ココナッツミルク 100g
□水200g
□酒粕(練り) 大さじ1
□梅酢 大さじ1
基本のカレーパウダー”マイルド” 大さじ2
□塩 少々

トッピング
□生姜(トッピング用針生姜)少々
□パクチー

【作り方】
□下準備
◯マリネ
・豚バラ肉ブロック(肩ロースでも可、カレー用にカットされた豚肉でも良い)を一口大に切っておく。
・生姜はおろしておく。
・ビニール袋にBの食材を入れ1〜3時間ほどマリネしておく。
◯カット
・玉ねぎ、にんにく、生姜はみじん切りに、トマトは角切りにしておく
・トッピング用の生姜を針生姜にしておく
・パクチーも細かく刻んでおく

1.鍋に米油を入れ潰したカルダモンをテンパリングし香りが立ってきたら、ブラウンマスタードシードを入れ火を止める。
2.1ににんにく、生姜、玉ねぎを順に入れ中火〜強火であめ色くらいまで炒めたところで、トマトを入れ更に水分を飛ばす。
3.2に基本のカレーパウダーと酒粕を入れて弱火にかけながらよく混ぜ粘り気が出てきたらマリネした豚肉を汁ごと入れ、豚肉の表面に火が通ったらココナッツミルクと水を入れて中火で30分以上煮込む。
4.最後に塩と梅酢で味を調整し、皿に盛り付け針生姜、パクチーをトッピングすれば出来上がり。
※辛味がないので、小口切りにした生唐辛子を散らすと爽快な辛さも楽しめます。生のアジメコショウがあれば最高です。

基本のカレーパウダー”マイルド”はコチラからご購入いただけます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?