noteを3週間書いてみて
早いもので、noteを始めてから3週間が経過しました。毎日更新してきたので、全部で21記事になりました。
インキュベートの法則
「インキュベートの法則」をご存じでしょうか。
何かの行動を習慣化させたいと思ったとき、脳がその行動を習慣だと認識するためには21日間がかかる、という行動心理学の法則です。
はじめは意識的にやっていたことでも、21日間続けると無意識でもできるようになって定着するんですって。
21日連続で書いてみた所感5つ
noteを開いてまっさらな画面を眺める、そこまではすっかり習慣になりました。でも私の場合、開いたからといってするっと書けるわけではありません。
心から書きたいことがある日もあれば、まったくそうでない日もあります。でも、21日間続けてきてnoteで書くことのよいポイントを5つ見つけました。
言いたいことを言葉にできた喜び
どの程度で仕上げるかの自問自答が面白い
ヘッダーの画像選びが楽しい
noteからの声がけが優しい
スキをもらえる
ひとつずつ、ざっくりと紹介しますね。
1.言いたいことを言葉にできた喜び
これは見出しの文言のとおりで、説明は不要かもしれません。
21日間で最も多くスキをいただいたのが「私と白髪」ですが、これは誰かに読んでもらいたいとずっと思っていたことを記事にしました。
白髪については経過観察も含めて約4年の年月があり、昨日今日でどうにかなったという短いスパンのものではありません。悩んだり活路を見出したりした紆余曲折は、記事としての読みごたえにつながるんでしょうね。
2.どの程度で仕上げるかの自問自答が面白い
記事を書いていると、どこでどのように記事を終えるかも面白いポイントです。
ここで終わっていいのかしら?
尻切れトンボな気がする……。
支離滅裂では?結局何が言いたいんだっけ?
そんなふうに思いつつ文章を進めると、日によっては、もうこれで完成と「公開に進む」ボタンを潔く押す日もあれば、まだまだこだわりたいと粘る日もあります。
だいたい、「これはちょっと丁寧に書きたい」というテーマは自分にとって大事なもので、記事で自分の興味関心があぶり出されるように感じました。
もちろん書いた日の感情・体調、時間的な余裕なども関係していますので、そこも振り返ると面白いところです。
3.ヘッダーの画像選びが楽しい
noteで書いていて、私が一番か二番に楽しいのは画像選びです。私はもともと絵を見るのがとても好きですが、自分では思うように描けません。
フォトギャラリーは、伸びやかな線や色の組み合わせ、モチーフなったもののへの繊細な眼差しなど、クリエイターさんの個性が光る作品の宝庫です。眺めるだけでうっとりしますし、21日間に好きなクリエイターの方も見つけられました。
さあ文章ができた、そして今日もフォトギャラリーからヘッダーになってくれる作品を選ぼう。そう思うと、出かける前に好きなイヤリングを選んでいるときと同じように気持ちが華やぎます。
4.noteからの声がけ
noteは誰かが発信してこそ成り立つプラットフォームでしょうから、書き手に優しい声がけをしてくれるのも印象的です。
記事を公開すると、「またひとつ、作品が読者に届くようになりました!」「創作が継続できてすごい!」と褒めちぎってくれますよね。
発信者は「クリエイター」、書くことは「執筆」であり「創作」、このへんもすごく上手に言葉を選んでくれているんだなと感心します。
今日は、「今日投稿すれば21日連続!びっくり!」と表示されています。細やかだなあ。
5.スキをもらえる
これも説明不要ですね。スキをもらうと素直に嬉しいです。
独り言のような語りを読んでくれただけで嬉しいのに、スキまで押してくれる。そういうすてきな方が、画面の向こうにいらっしゃるんだなと思うと心が温かくなります。
読んでくださるあなたに、心から感謝しています。
ありがとう!
21日間連続、の続き
とりあえず21日目までをひとつめの区切りだと思って続けてきました。私は習慣化が割と得意なほうで、良くも悪くも続けて日数を増やしていくことに重きを置きがちです。
はじめは質より量だとも耳にしますが、上出来の記事とそこそこの記事を合わせて数が21あるより、ひとつの強烈な記事があるほうが誰かに深く響くのではないかしら、と21日間で何度も思いました。
だから毎日更新はもうやめようかな、と思いかけたものの、私のような素人は書いて書いてクオリティを上げていく、修行のような執筆も必要だろうと思い至りました。
お前はいったい何を目指しているんだと問われたら、特に何も目指していません。私は日々を愛でるエッセイストなので、下手でも言葉を紡ぐ時間を毎日確保して、書くことの喜びに浸っていたい。
だから、できるかぎり、毎日なにかしら言葉にしていきたいと思っています。これからもどうぞよろしくね。