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髪の毛に良い食べ物って
「黒い食べ物が良い」⁈
子供の頃、髪の毛に良い食べ物、白髪にならない食べ物は黒ゴマ、わかめ、ひじき、昆布など 「黒いもの」と聞かされてきました。
理論、理由はわからないけれど、 「ならわし」「昔からそう言われているから」 そうなのだろうとな思っていました。
そんなふうに聞かされていた方、多いのではないでしょうか?
黒いものだけではない
髪に良い食べ物、として推奨されている栄養素と、食品の例を一部、ご紹介します。
○タンパク質 髪の基本成分のケラチンのもとになる(肉、魚、卵、大豆製品、牛乳、乳製品、牡蠣 など)
○亜鉛 皮膚や粘膜、爪の状態を良好に保つ(牛肉、卵、チーズ、牡蠣、切り干し大根 など)
○ヨード 甲状腺の働きを助け、髪の発育を促進する (わかめ、昆布、ひじきなどの海藻類)
わかめや昆布などの海藻類が良いとされていたのは、このヨードを含んでいるからなのですね。
○ビタミンA,E 血行促進し、抜け毛を防ぐ(にんじん、カボチャ、小松菜、ホウレンソウ、玄米、ゴマ、ナッツ類等)
○ビタミンC 同じく血行促進や抗酸化作用、コラーゲンの合成を助ける(柑橘類、キャベツ、ブロッコリー)
○コラーゲン 髪のハリ、艶に関わる(長いも、レンコン、納豆など)
○○だけを食べていればOKということでもなく、健康を考えると偏らないことが大切で、バランスよく食べることがら結果的に髪の毛にも良い。ということになります。
髪や頭皮の状態は身体の状態を表す
身体の機能として、生命優先順位というものがあります。
身体がストレスを受けたときの修復や、栄養素の配分は、人が生きていく上で重要性の高い器官・組織から優先に行われることを指します。
優先順位の高い順に 脳・心臓・内臓・筋肉・骨格。 髪の毛は表皮や爪と並んで最下位となります。
きちんと栄養が行き渡っていれば、髪の毛もツヤツヤ、肌の状態もよい!となりますが、 ストレスによるダメージがあったり、栄養素が不足したり、栄養バランスのくずれなどの影響を最初に受けるのが、髪の毛や表皮ということになります。
髪の毛や皮膚(頭皮)が健康であれば、身体も健康であるといえます。 ケアが、中からも外から行き届いているという現れです。
この年末年始は、例年とは違う行動を取ることになりますが、そんな時だからこそ、身体を労り、食生活を見直す時間にもできそうです。
暴飲暴食を避け、身体によいものを摂り入れましょう。
ヘッドマッサージもお忘れなく!
Aya Horiguchi
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