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毎日noteが起こすサプライズ noteきっかけでゲームの攻略本のお仕事をいただいた話
おはようございます。HYSです。
昨年の7月からnoteを始めて、1年近く経ちました。
”好きなことを書く”
シンプルな理由で始めたnoteですが、この度、このnoteがきっかけで書籍のお仕事をさせていただきました。攻略本です。
ターゲットが中高生ということで、noteを利用されている方にはピンと来ないかもしれないですが、攻略本はゲーマーにとっては禁断の書物。僕が子供の頃はそこに全ての答えが詰まっている夢の本でした。
僕は下記の本の第4章。主にこのゲーム(ApexLegends)の【勝ち方について】を担当させていただきました。
正直驚いていますし、好きなゲームでお仕事させていただく日が来るとは想像もしていなかったので、素直に嬉しかったです。
まだ手元に実物が届いていないので、本の中身については後日触れようと思います。
僕はApexLegendsというゲームについて書いていますが、その大半は自身の経験を元に得た知識や技術。自分の成長を記したものでした。
ApexLegendsは日本で大きなブームになり、今でも新規プレイヤーは増えています。
このnoteは1年前からスタートしていますが、その頃から既にApexは人気がありましたし、noteでもApexについて書いている方はいらっしゃっいました。
僕が特別面白い記事や為になる記事を書いていたとは思えませんし、文章力もあるわけではない。
そんな僕がお仕事をさせていただけたのは、続けたこと。書き続けたことです。
【ゲームnoteで工夫したこと】
僕は2020年7月からnoteをスタートしました。
それから毎日noteを投稿しています。今回noteをきっかけにお仕事に繋がったのは間違いなくnoteを使っていたからですし、それ以外はありません。
ただ、好きなことを書く、ゲームを上手くなるにはどうしたらいいのか。というところから始まったnoteですので、先にも書いたように僕に特別な文才やセンスがあるわけでもなく、好きなことを書き続けたというだけです。
続けていることで、読んでいただける人が少しずつ増え、コメントをいただき、その頃から、自分の為に書いていたnoteをゲームで同じ壁にぶつかっている方に向けて書くようになりました。
自分の為に書いていたところから、誰かの為、読んでくださる人の為にわかりやすく書くこと(ゲーム独特の単語にかっこ書きを入れるなど)だったり、あとは読みやすいように改行をしたりです。
記事の冒頭に今日はこれから何について書くのか、どのような方に向けて書くのか、最初の頃は次の日は何を書くのかということも書いていました。
最初は僕が毎日書いているなんて誰も知らないのでサムネイルは統一感を出し、タイトルと色だけを変える、あとは数字(第何話とか第何回とか)をいれることで、なんとなく連載しているんだなという印象をもってもらえるようにもしました。
Apexというゲームは対人戦です。ゲームを楽しむというのももちろんありますが、僕はどちらかというと上達することに面白さを感じていました。
ゲームの面白さが伝われば良いなという部分と、同じように上達の過程で苦戦している方に向けて書く、要は初心者の方や、上手くなりたい方に向けて書くようになりました。
あとは自分のゲームの腕前もわかるように書きました。これは今でも思います。
他のゲームでもそうですが、攻略系の動画・記事で気になるのが、書いた人の実力や腕前です。読んでいただいた方が自分事として捉えられるかどうかはすごく大事。
実際に僕も有名配信者の方の動画を見て、紹介している武器や、練習法を試しましたが、そもそも土台がないのにそこに積み重ねていっても積み重ねることのできる量・高さは増えない。
大きな土台を作って、積み重ねる量・高さを増やすこと。基礎ができていないのに応用できないということです。
内容が悪いと言っているわけではなく、どういう人に向けて発信していくのかというのを明確にすることで、本当に必要な人に届くということではないかなと。
僕の場合は【FPSゲームが下手くその成長記】という題名にしました。その中で、過去の実力やプレイ時間、ルーティンなど、読んでくださる方が自分自身と重ねられるようにすることを意識していました。
僕の記事を読んで、『自分も同じくらいの実力だからこうやればうまくなるんだ』とか『この武器はこうやって扱えば使えるんだ』というのをリアルに感じてもらえるように。
誰に向けて書くのか。僕の場合は僕と同じくらいの実力、経験値の方に向けて発信することを意識しました。
【続けることで起こるサプライズ】
今回僕がお仕事させていただいたのは、小さなことでもコツコツやることで起こるサプライズの典型だと思います。
どんなことでもそうですが、続けることが大切で、続けていると想像もしなかったことが起こるんだということを身をもって体感しました。
難しいのが、続けている本人にとって、日々の変化は感じることできにくいですし、それは第三者が教えてくれるものです。
地道に活動することがその先に繋がると言われても、その過酷さだったり、それこそ先が見えないし、孤独だったりします。
ただ、続けていくうちに自分の中で目的が見つかって、そのための目標が定まると、続けていくことでクリアしていく喜びを見つけることができます。
それは何でも良いと思います。それこそ月間で5,000ビューを目指そう。とか、コメントをしてもらえるようにしようとか。それの繰り返しです。
自分で決めた目標をクリアしていくこと、それはどんなに小さなことや、他の人にとっては簡単なことでも構いません。これはnoteを1ヵ月書き続けたときに書いていました。
僕はこのダルビッシュ選手の言葉に共感して、今もnoteを書き続けています。根本的な考え方です。
何もしなより、少しでもすればプラスになっているということと、
徐々にハードルを上げることで、本来の目的である面での成長と続けていくことの成功体験を得るので、ネガティブになりにくい。
この部分です。本来の目的である面と成長の成功体験を得る。
自分で決めた小さな成功体験を重ねること。
そして、続けているからこそ起こるたまたまのサプライズ。
僕は毎日noteを書くという打席にとにかく立ったんです。そこでラッキーなことにたまたま絶好球がきて、それを打つことができた。ということです。
それが今回の書籍のお仕事でした。
と思います。
【さいごに】
続けて良かったことはたくさんありますが、noteがきっかけでnote外で発信できたというのは自分のことではありますが、興味深かったです。
noteは一見閉ざされたコミュニティであると思われがちですが、様々なコンテンツとのシナジー効果はすごいものがあると思います。
それは大会を開催して確かめることができましたし、多くの企業や最近はゲーミングチームもnoteのアカウントを使いだしています。
noteで頑張りたい。もちろんそれも良いと思います。僕もゲームに関する活動はこのnoteがメインです。
しかし、動画配信者、企業、チーム。他の媒体をメインに活動している方も是非noteを活用してみてください。今されている活動に奥行きができる。
次回はnoteのシナジー効果について書いてみたいと思います。
好きなゲームのお仕事をさせていただけたのは本当に嬉しかったですし、noteは色んな可能性があるなと改めて感じた次第です。
今日はここまで。ありがとうございました。
HYS
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