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気分とチャネル 2022年2月20日週ブレスト

何はなくともの週次投稿でございます。
ここ数日で思いついて試してみたいこと、継続して関心があることとそのための取り組み、その他にも考えたことの振り返りをつらつらと。

思いつきのことはうまく書けるか心許ないので後回しにして、まずは継続して関心があることから。
それは描写のことです。

というのも、日常の細々したことや、趣味の散歩をしていて、そこで感じ取った物事についての記述を、ある程度自分が納得する基準まで引き上げていきたいと思っていたりします。

たとえば散歩していて、その場所をその場所たらしめている場所感だったり、だだっぴろい拡がりの場所の中での自分の体のポツンとした感覚だとか、移動しながら何かが眼に止まることだとか、風景の中に見て取れる意味のことだったりとか。
そういうことを具体的な場所を含めた記述のレベルで、うまく書けないと思っていることが多い。

恥ずかしげなく言えば、上手になりたい。書けた方が楽しい。

私は本を読むのが苦手な方で、頭の中の言語活動は整然としない傾向があるから、えっちらおっちらになるだろうけど、読んでくださっている方、ひいては友人・知人に報いるみたいな気持ちは多少なりともある。
やっていることが自分の家族との向き合い方の何かしらにも通じていないと、とも思う。

さて、自分の中での上手になるは一旦以下のように分けられるだろうか。
書けることを拡張する、それが上手く伝わるようにする。
当然のことに改めて気付く。。

書けることの拡張については、noteでやってきていることを継続するイメージで。(現に書けていないという体感がある)
後者の上手く伝わるようにする、については具体的に何も手をつけてないという自覚がありました。

意識しながら手を動かす量を増やすのは前提として、少し工夫したいけどどうしたものか。

わからないので、
とりあえず好きな落語家の情景描写をいくつか聴いてみています。
噺家のその場所に連れていくときのスピード感には、間を含めた話しぶり、前提知識によるところが多いのかもしれませんが、うーん。
後はスピード感で、自分が思いつくのは宮沢賢治。
(スピード感→読み手をその情景に引き込むまでの速度みたいなイメージで使っています。これが異常に上手い人が稀にいる。)

どちらもセンスや人間性に依るところがかなり大きそうで、
自分にとってはいわゆる国語の勉強の方が得るところが多そうな気がしないでもありません。前途多難。

野望は自分で考えた架空の風景や情景描写で、楽しめるようになること。
自給自足?(それって小説と何か違うんだろうか。)

あと聴いている噺家=小三治のネタのことで記事を書いてみたい。



次に思いつきのこと。
生活していて、自分のそのときの状態がやっていることとマッチしていないと感じることは割とよくある。

たとえば
散歩しながら音楽を聴いているけど別に気分じゃないな、と思っていたり、
本を読みながら、全然頭にはいってこないな、と思っていたり、
晩酌のとき、あー今日は芋焼酎じゃなかったな、と思っていたり。

こういうことを話すときには、
気分とか、あと体調とかいう言葉があてられることが多いように思うけど、どうしても気分や体調とするに留まって、前もってそれを回避したり、マッチしていないからどうする、ということは積極的には扱えていない気がする。少なくとも私は。

そこで気分や体調とは別にチャネルという言葉を仮置きしてみて、日常的な態度にメリハリを与えられないかな、みたいなことを考えていた。
自分の頭の中で使う言葉として。

チャネルーチャンネルはWikipediaによれば、
元来の意味は、ふたつの水面や海を結ぶ細長い水面、つまり海峡。これから派生して色んな意味に使われる。(一部修正)
という言葉みたいで、思いつきにしてはわるくない気がする。
マーケティング用語としても使われてたりするのね、なるほどなー。

これもそのうち記事にしてみるかもしれない。



最後の話題

例えば鳥が飛んでいる絵を見ているとして、それを自分が面白いと思える時に、鳥が飛んでいる周囲の空間それ自体が、鳥が飛んでいるという印象をまとっているように見えることがある。たぶんそれは鳥が飛んでいるところを認識している眼の、単純な光学的な機能以外のところでの機能が空間に何か印象を与えているのかなと思う。それが画面にあらわれていることに面白さを感じるんだろう。
さて、画面の一部にそうした飛んでいる鳥とその印象込みでの周りの空間が描かれて、同時に別の印象を纏っていない空間が眼の光学的な機能としてそこにある場合、絵を描く人はその二つの空間の境界というものをどう処理するんだろうか。

『I.W.』をこの前読み返し始めて以来、絵を描く人にとっては基礎知識とかなのかもな、と思うようなことで気になることがいくつもでてきている。
これまたオススメの本があればコメントで教えていただけるとありがたいです。

ではでは。

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