相手に怒鳴らないだけ立派さ-詩-
僕は自分の感情をコントロールできる人は好きさ
逆に自分の感情を
コントロール出来ない人は得意ではない
別に感情のコントロールできない人を否定してはいないさ
ただ僕が得意ではないだけさ
それは
僕の母が自分の感情をコントロール出来ない人だったからさ
気に入らなければ殴るか
怒鳴る
だから
僕は怖かったから
小学生の頃から相手の空気を読む能力が必要だった
そうしないと
怒った母に暴力を振るわれたり
怒鳴られるからね
だから
僕は自分の命を守るために
すぐに怒る人間に対しても
怒らせない能力は伸びたし
自分の感情を隠すのが上手いというか
必要が無かったから
基本的に他の人より
自分の感情が鈍いんだ
だが僕にも
最近自分の感情が生まれたから
混乱しているけどね
感情とはこんなに大変なのかと思っているさ
僕には自分の感情を考えたり
表現する必要が無かったし
理不尽な事を言われたり
されても僕は基本的に何も思わなかったさ
むしろ
そこで感情が爆発したら
母とトラブルが大きくなっていただろう
母はわりとヒステリックな人だったからね
ヒステリックで
自分の思い通りならなければ
暴言と暴力か
泣き喚くかだ
だから
僕は感情が必要なかったから
25歳まではほとんど自分の感情が理解できなかったさ
どう思うという答えに関して
僕は何も思わないし
何も感じない
そういう感じで生きていた
だが
20歳から他人と関わる事で
自分はこう思うではなく
相手はこう感じるから
一般的にはこう感じるからこう答えるべきか
という思考回路になった
他人の感情は
僕がちゃんと相手から話を聞いたから
僕はある程度は理解できるようになった
だが
自分がどう思うかというモノは
未だに難しい
他人の感情の機微<きび>は理解できるようになった
僕は相手の声に過敏だからね
だから
今は自分の苦しみを言えずに
黙ってしまう人や
相手に何を言われても我慢している人の声を聞けないんだ
僕は怒らない人は立派だと思う
僕は怒らない人は好きさ
だが
僕は我慢しすぎて
相手が壊れてしまわないか
心配になるんだ
理性的な人はすごいさ
だが
我慢をした結果
何かに依存して人生が壊れないか心配さ
だから
依存するなら
ちゃんと戻れるものにして欲しい
薬物とかアルコールには依存しないで欲しい
だから
依存するなら
アニメとかラノベとかゲームとか
落ち着いたら戻れる物に依存して欲しい
自分がつらいから
相手を怒鳴り散らすのは違うさ
だが
我慢の苦しさは理解しているつもりだ
だから
どうか
壊れそうになったら
逃げる事をして欲しい
自分が我慢するのは当たり前ではない
だが
自分の主張をし過ぎてはいけない
ならば
疲れたら逃げよう
君が怒らないだけでも
それは立派な事さ
疲れたら休もう
壊れるよりはマシさ
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