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トラのエッセイ

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トラが書きたいことをまとめています。 基本的にはハッシュタグが 「エッセイ」になっているものを収納します。
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#日記

なにものでもないボクが、何者かになりたがっている

なにものでもないボクが、何者かになりたがっている

Twitterを覗いていると、たくさんのツイートがボクのタイムラインを埋め尽くしている。ライターをしていることもあり、フォロワーさんの多くがライターさんやブロガーさん達だ。

彼らの投稿をスクロールしながら、心に残ったつぶやきに”いいね”を付けていく。

そんなことをしていると、ふと思う事がある。

「この”いいね”達をどうしたいのだろう……」

参考になる、少しクスッとしてしまう。
『心に響いた

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辞めます症候群

辞めます症候群

最近思ったことをすこしだけ書きたいと思う。

会社で働いていると、どうしても仕事があまりできない人と遭遇する。
個人の能力はそれぞれに違うし、勤続年数だって違うのだから
「あの人は仕事ができない人だ!」なんて簡単には決めつけられない。

私の偏見かもしれないが、仕事ができない人ほど”辞める”という言葉を多用する傾向にある。

その言葉の裏には、「自分が辞めたら困るだろ?」という、根拠のない自信のよ

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毎日を生きることの辛さと苦しさ

「自分はどんな人間なんだろう」

そんな風に考えたことのある人は多いと思う。

特に他人の目に映る自分が気になってしょうがない。
毎日一緒にいる友達も恋人も家族も。
そんな誰かにしかわからない自分がいる。

他人から見た自分と自分から見た自分。
思いのほかそこにはギャップがあって
気づきがある一方ですこしショックを覚えることもある。

たまに爆発して
自分を正当化しようと世界の常識と反比例になって

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KING OF POP

KING OF POP

Michael Jackson「Man In The Mirror」を聴きながら書いている。

この曲は、”自らの世界を変えたいなら、自分から変わらなくちゃいけない”
と教えてくれている。

どんな場所にいても、どんな時代に生きていても、自らの世界を変えることができることは自分自身だ。

年明けしたこのタイミングでこのエッセイを書いている理由は
「今年こそは〇〇をしよう」なんて、そんな自分への枷(

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夢を叶えるためには『過程』を重視してほしい。

夢を叶えるためには『過程』を重視してほしい。

夢の見つけ方は人それぞれで、自分に合った方法がきっとある。

誰かに勧められたことが、天職だったり
ふと目を落とした雑誌に載っている記事が人生を変えることもある。

そんな偶然とも必然ともいえるような奇跡が、人生には散りばめられている。

子供のころの夢は
『好きなお菓子をたくさん食べたい』
『欲しいおもちゃがある』
そんな、大人になればすぐにでも叶えられるものばかりだった。

しかし、大人になる

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表面だけの言葉は大嫌いだ

表面だけの言葉は大嫌いだ

世の中には、自己啓発本や啓蒙的なブログなどが多くみられる。
そんな中で、よく書かれているのが

『自分の好きなこと、得意なことを仕事にしよう』

という文言。

馬鹿のひとつ覚えのように、同じ意味の言葉を言い方だけ変えて叫び続ける。

この文言を見る度に、多くの人が感じるはずの疑問

「わたしに、得意なこと好きなことってあったかな…」

そう、まさにそこだと。

「好きなことは何ですか?」と聞かれ

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遠くの音

この文章を書いている間
遠くのほうから花火の音が鳴り響いている。

どこかで行われているものだろうか。
姿までは見えないが、その音だけで夜空に広がる花火の、色鮮やかな閃光が想像できる。

音が止んだ。

もうすべての玉を打ち尽くしたのだろう。

まだまだ暑い日が続くが、夏は少しづつ遠ざかっていく。

そういえば、ここ数年スイカを食べていない。
海にも行っていない。

そんなことを思いながら、ハラハ

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安室奈美恵さんの引退発表に想うこと

安室奈美恵さんの引退発表に想うこと

沖縄が生んだ奇跡と言っても過言ではない安室奈美恵さんが、来年の9月16日をもって引退することを表明した。

多くのファンがこの出来事に悲しみを感じているところだと思う。

正直わたしはファンというほどではない。
時々彼女の歌を聴いていた程度だ。

そんなわたしでさえ何か大きなものが無くなった気がするのだから
ファンの人たちにとってはまさに青天の霹靂だったことだろう。

ふと振り返れば、彼女の歌がい

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兄弟のバランス

兄弟のバランス

最近ハマッテいるYouTuberがいる。
それが「すずしょうと」だ。

彼らは兄弟でYouTuberをしており、リード役の長男、サポート役の次男、自由人の三男で構成されている。

兄弟ならではの掛け合いや親しみやすさがウケて、いま急激に人気が出てきている。

そんな彼らを見ていて、兄弟の絶妙なバランスを感じたので書いてみたい。

長男は下の兄弟のリード役。
そのため、少しおちゃらけながらも、しっか

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過去を歩く

少しずつ寒くなってきた
この間まで工事していた道が通れるようになり
シャッターが下りていたところには新しいお店ができている。

毎日のように世界の色は変わっていくけど
自分自身の色まではすぐに変化するものではない。

みんなそれぞれの人生をこれまで歩いてきている
良い大学に入って大企業に就職して、結婚して…
高卒で給料は高くないけど、自分の好きな仕事をして…

そんなこれまでの轍を見返しながら

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不機嫌でいいじゃねえか。

夏も終わりが近づいて、すこし寂しいような切ないような季節になった。
好きな音楽を流しながら通勤をする車内にも、ほんの少しだけ冷たい風が差し込むようになっている。

「きょうも一日頑張ろう!」
そう心のどこかで声を上げるのは、季節が変わっても同じなのだが…(笑)

こんなことを考えながら車を走らせる。

この時期になると、初心者マークをつけた車がすこし強引な運転をしてくるようになる。

『運転に慣れ

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人の人生を煽るなよ

人の人生を煽るなよ

私はこれまで、周りの大人からいつもこのように言われて育ってきた

「周りに迷惑をかけず、いい会社に就職しなさい」

恐らくこの言葉は間違ってない
大企業に就職しそれなりの給料をもらい、結婚して家族を作る。
これだって十分過ぎるぐらい幸せな人生じゃないか。

だけど、大半の人たちは自分がやりたくない仕事に「○○のため」などと大義名分をつけ、会社にしがみつかなければならない。

そんな日々を過ごす中で

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永遠はきっと一瞬のこと

永遠はきっと一瞬のこと

大切なモノや誰かと出会うとそこに永遠の絆のようなものを人は求める。

「ずっと一緒にいたいね」
「明日も明後日も平凡でいいから同じ毎日を送りたい」

こんな気持ちをきっと永遠と呼ぶ。

楽しいことばかりじゃない日々だからこそ
最高の一瞬をずっと味わっていたい。

気持ちが宙に浮かぶような、フワッと心が軽くなるような
そんな何かや誰かとの日々を、そんな一瞬を
みんな「永遠」と呼びたいのだろう。

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やるべきこと

やるべきこと

仕事仕事仕事…
いつの時代も大人になればこの時が来る。
毎日の通勤時、ふと想う

「こんなはずじゃなかったのに‥」

日々の生活の隅っこに、理想の自分が顔をのぞかせる。
かっこいい自分を思い浮かべるが、現実の自分が邪魔をする。

そんなとき、心のどこかで声が聞こえる。

「俺のやるべきことは何だろう」

答えはわからないし、見えてこない。
そばにいる誰かの気持ちがわからないように
自分自身の進べき

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