生活_1

やるべきこと

仕事仕事仕事…
いつの時代も大人になればこの時が来る。
毎日の通勤時、ふと想う

「こんなはずじゃなかったのに‥」

日々の生活の隅っこに、理想の自分が顔をのぞかせる。
かっこいい自分を思い浮かべるが、現実の自分が邪魔をする。

そんなとき、心のどこかで声が聞こえる。

「俺のやるべきことは何だろう」

答えはわからないし、見えてこない。
そばにいる誰かの気持ちがわからないように
自分自身の進べき道もわからないものだ。

多くの人はその声を聴こうとはせず、少しの幸せを自分の全てへと改編してしまう。

「多くを求める必要はない。いまのこの幸せで十分じゃないか…」

自らの声は無視できるのに、他人の声には心が揺れる。
こんなことを繰り返しながら、自分の声も聞こえなくなっていく。
それが、歳を取るということ。

「挑戦するのに年齢は関係ない」 確かにその通りだ。

しかし、多くを知り経験するには時間がかかる。
きっと心が訴える「やりたいこと」はそんな経験や時間が教えてくれる。

” 忙しい ” パソコンを打ちながら、運転をしながら、電話をしながら。
言いわけの代名詞のようなこの言葉で時間を殺していく。

その気になればなんでもできる。時間も作れるし愛する人にも自慢話ができる。


疲弊しきった金曜の夜、少しでいいから挑戦をはじめてみようか。





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