永遠はきっと一瞬のこと
大切なモノや誰かと出会うとそこに永遠の絆のようなものを人は求める。
「ずっと一緒にいたいね」
「明日も明後日も平凡でいいから同じ毎日を送りたい」
こんな気持ちをきっと永遠と呼ぶ。
楽しいことばかりじゃない日々だからこそ
最高の一瞬をずっと味わっていたい。
気持ちが宙に浮かぶような、フワッと心が軽くなるような
そんな何かや誰かとの日々を、そんな一瞬を
みんな「永遠」と呼びたいのだろう。
握り拳を作る
その手には何がある?
きっと守りたい何かがそこにある
それを命の限り守りきること
それも「永遠」なんだろう。
早朝、太陽の光で目が覚める
隣にはあの人が寝息を立てている
そっと寝顔をのぞいてみる
” どんな夢を見てるんだろう ”
思わずそんなことを考える。
そんな一瞬の積み重ねが、きっと「永遠」なんだろうな。