過去を歩く

少しずつ寒くなってきた
この間まで工事していた道が通れるようになり
シャッターが下りていたところには新しいお店ができている。

毎日のように世界の色は変わっていくけど
自分自身の色まではすぐに変化するものではない。

みんなそれぞれの人生をこれまで歩いてきている
良い大学に入って大企業に就職して、結婚して…
高卒で給料は高くないけど、自分の好きな仕事をして…

そんなこれまでの轍を見返しながら
自らの時間の歩き方に疑問や絶望を感じる瞬間が
ふと訪れるときがある。

『あのとき、なぜ謝ることができなかったんだろう』
『なんで、気持ちを伝えられなかったんだろう』

ほとんどの場合、過去はふがいないものばかりだ。

だからこそ思うのは
『歩いた時間を正す作業が必要だ』ということ。

私も20代後半になり、自分のこれまでを見つめなすようになった。

ガタガタの道を補正し直さないといけないように
自分の時間道も綺麗にしていかなくちゃいけない。

明日、一週間後、一年後、いつになるかはわからないけど
ずっと通れなかった心の通行止めを『通ってみたいな』
なんて思っています。


皆さんも過去に通行止めにしてしまった過去がありませんか?
進んでみると案外すんなり行けるかもしれませんよ?





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