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【鯛の鯛】ドンコ
昨年「ドンコ鍋」を食べてから、ドンコの大ファンです。
「ドンコ」という言葉を検索すると、椎茸・淡水魚・海水魚とたくさんの記事が出てきます。私の好きな「ドンコ」は海水魚の「ドンコ」なのですが、いまいち知識が乏しいため上手に説明ができません。
なぜなら、「正しくはエゾイソアイナメと言います」と書かれている記事と「チゴタラと言います」と書かれている記事があるのです。さらに、「この二種は同じである」という記事と「違うよ」と書かれているものとあり、もう全然よく分からないのです。
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この魚のことは全然分からないけれど、一つだけ分かることがあります。ドンコはおいしい!ということ。小さな骨がたくさんあるので食べづらいのですが、身はふんわりおいしくて、素敵なダシがしっかり出るのです。締めの雑炊は幸せな味になります。
ドンコ鍋の作り方
〇材料(2人分)
・ドンコ 1匹(肝ありだとなお良し)
・白菜 1/8
・長ねぎ 1本
・木綿豆腐 半丁
・春菊 半束
・人参 1/4本
・生麩 半本
※鍋つゆ
・味噌 大さじ2
・顆粒だし 大さじ1/2
・料理酒 50ml
・水 400ml
〇手順
①ドンコはぶつ切りにし、熱湯で霜降りする。
②調味料を混ぜ合わせ鍋つゆを作る。
③食材を食べやすい大きさに切る。
④食材、ドンコ、鍋つゆを土鍋に入れる。
⑤20分ほど中火で熱し、様子を見ながら灰汁をすくう。
⑥おいしそうな見た目になったら完成!
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鯛の鯛
小さな骨を小皿に取り分けながら食べ進めていくと、お目当ての「鯛の鯛」が出てきました。ホッケのような背びれ?はなく、ウマヅラハギやカガミダイとは全く異なる、丸いフォルムの骨です。
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大きなタレ目が特徴の、かわいい骨でした。
横から見てみるとペラペラの薄い骨であることが分かります。
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余談ですが、ドンコ鍋の作り方を調べているときに、農林水産省のHPに「どんこ汁」が掲載されているのを発見しました。
宮城県の郷土料理なのですね。私にはなじみのない魚でしたが、東北地方や北海道ではおなじみの魚であることを知りました。
こうしてまた一つ、新しい知識が増えました。