「無理ゲー社会」だからこそ、がんばれない人に手を差し伸べたい
2020年、急激に襲ってきたコロナ感染拡大。土日が急にヒマになって始めたのがSNSと読書(多読)だった。
そのうち、読書が自分のその後の行動に与えた影響は大きかった。
影響を受けた2点について、自身の転職ストーリーを絡めて紹介したい。
1.キャリアの本を読んだこと
そう、いつからでも、何歳からでもキャリアは作れるのである。
また、キャリアに関連した視点では、自分自身を商品に見立てマーケターとして生きる人々に感化された。
う~ん、改めて田村麻美さん、ゆうこすの生き方は戦略的だ。
そして感化されやすい私は顔面で著者の影響を受けながら思いをめぐらせて過ごし、とうとう今年3月、自分の受け持つ組織が会社の体制変更に伴い解散となったことを潮時として転職を決意した。そしてもう一つは、、、
2.社会課題に関する本を読んだこと
特に、「無理ゲー社会」
がんばれない社会で「がんばれ」と言われ押しつぶされて犯罪行為や自死に追い込まれる若者たちの現実。がんばれない人=努力しないダメな人、のレッテルを貼る世の中の風潮。身につまされる。
そのような中、社会的弱者に自分なりに貢献できる仕事として、キャリアカウンセリングの仕事に興味を持った。就活を始める中で、障がい者の就労支援をする会社が目に留まり、3社ほど応募をしてみた。
面接前に予習をしようと読んだ本が次の一冊である。
応募した会社(の一つ)の方が著者として参加している。
「発達障害かも」と思ったら読むというタイトル通り、必ずしも発達障害の方だけを対象とするわけでなく、定義は少し広く、職場環境や人間関係に悩み「うまく働けない人」を助ける普遍的な内容となっている。あらためて「がんばれない人」へ自分としてどう接していけば良いのか、思いをめぐらせた。そして、著者が勤務するこの企業への志望度も上がってきた。
さて、面接の準備は整った('ω')ノ
・・・が、、、
ん?あれ?
なかなか面接日の連絡が来ない💦
初めての転職活動、まあこんなものかと思っていたら・・・
書類選考で落ちた( ;∀;) 3社全部・・・
厳しい現実が待っていた。
理想と現実を知った。転職市場でシニア活用などと話題になっているが、所詮若い人が優先採用であることに変わりはない。
しかし、自分が一旦目指した姿を断念したわけではない。
まずはキャリアコンサルタント資格取得、しっかり目指していきたい。
いつからでも、何歳からでもキャリアは作れるのだから
(プロティアン・キャリア)
▼以下、本の要約メモ▼
★頑張ってもうまくいかない ひょっとしたら発達障害?
と思ったら読む無理しない働き方(陶 貴行, 服部 一史)
最後まで私の転職ストーリー?を読んでいただきありがとうございました。就労支援とは異なる分野の会社に転職先は決まりましたが、当初の思いをあきらめることなく、資格取得という目標とともにセカンドストーリーを進行させながら、次のサードストーリーも模索していきたいと考えています。
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