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カビ毒は怖い!カビに注意すべき食物

今回も、「HEAD STRONGシリコンバレー式頭がよくなる全技術」の要約・解説をしていきます。
 今回は、カビ毒についてお話していきます。
 

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あなたが食べているものは大丈夫!?カビ毒と化学物質



その疲労の原因はカビ毒かもしれない

 慢性疲労症候群はカビ毒が起こしたミトコンドリア損傷が主要因と考える科学者もいるほど、カビ毒は身近で、誰もが気をつけるべきものです。
ある研究では、慢性疲労症候群と診断されたことのある患者の尿検査を行った際、93%の患者でカビ毒陽性と出たそうです。健康的なグループではゼロだったことから、明らかにカビ毒が原因と言えるのではないでしょうか?
こんな症状がある場合、少なからず、カビ毒の影響を受けているかもしれません。
・軽い疲労
・頭のモヤモヤ
・物覚えが悪い
・なんとなく気分が優れない
本書では、ミトコンドリアに悪影響を与える毒素を含む身近な食品が紹介されています。

1,「穀物」と「シリアル」

 2016年に行った8000以上の穀物サンプル検査では、96%が少なくとも10種類以上のカビ毒に汚染されていたそうです。別の研究でも、世界の穀類の25%がオクラトキシンというカビ毒に汚染されていたとのことです。アメリカでは、朝食のシリアルの42%がオクラトキシンに汚染されているそうです。
 カビ毒を避けるためには、湿気にさらされない様にすることが一番です。
 日本も多湿なので(特に梅雨時期から夏にかけては)、お米や小麦粉などの粉類、シリアルなどの管理は十分に気をつけなければいけませんね!

穀物を食べた家畜のミルクも肉もダメ!?

 穀物のカビ毒は、家畜の脂肪や乳牛のミルクにも蓄積するそうです!
これは、衝撃的ですね!牧草飼育を除いて、家畜の殆どは、穀物を与えています。しかもその穀物は、人が食べるようには管理されていないことがほとんどだと思います。そうすると、穀物飼育の家畜のほとんどは、カビ毒に汚染された穀物を食べ、カビ毒が蓄積しているとみて良いと思います。
 そういった家畜は、抗生物質など薬で病気予防をしているものも多いですから、より安全性が懸念されますね。

2,コーヒー

コーヒーもカビが心配される食品の代表です。
2003年のある研究によると、処理する前の90%以上のコーヒー果実がカビに汚染していたそうです。さらに前の研究では、淹れたコーヒーの50%にカビが含まれていたそうです。
 日本で売られている大手チェーン店のコーヒーや、安価なコーヒー、コンビニコーヒーは気をつけたほうが良いかもしれません。焙煎された安価な豆を使用している場合、すでにカビ毒に侵されたコーヒーを使用している恐れがあります。
 コーヒーを飲んで、具合が悪くなったり、胸焼けしたり、何かしら調子が悪くなる場合、コーヒーが合わないというよりも、そのカビ毒が原因かもしれません。
 コーヒーは、品質保証されたスペシャリティコーヒーを生豆で購入して、更にハンドピッキングで不良豆を取り除いているお店で、必要な分だけ購入して焙煎してもらうことをオススメします。価格は、お手軽に変えるコーヒーと比べると高いかもしれませんが、高いのには高いなりの安全と安心があります。そして何より、美味しいコーヒーが楽しめます!
 その他の、選び方は本書をお読みください。

出典:CAFEND

3,ドライフルーツ

レーズン、乾燥いちじく、デーツ、プルーンは一般にカビ毒が極めて高いそうです。
また、ドライフルーツは糖分が多いのと、亜硫酸が吹きかけられていることもあり、それがミトコンドリアを損傷させます。

4,ワインとビール

ワインは、ぶどうが粉砕される過程で、ビールは穀物からカビ毒であるオクラトキシンに汚染されているそうです。ビールはグルテン汚染もあるとのことで、ミトコンドリアのことを考えると、どちらも飲めませんね・・・
 好きで、たまにのむのですが、呼吸が苦しくなったり、体が痒くなってしまうことが多々あります。カビ毒のせいだったのですね・・・(じゃあ飲むなよ!とツッコまれそう)

5,チョコレート

チョコレートもコーヒーと同様に、かなりの量のカビ毒が含まれているそうです。
 これは、日本では確かめようもないですが、本書では、規制の厳しいヨーロッパ産のチョコレートを勧めていますので、それを選んで食べると良いかもしれません。
チョコレートも食べたあとで、体にへんな変化は起きていないか?確認しながら食べると良いかもしれません。カビ毒への反応や糖の摂りすぎなどがあれば、何かしらの変化があるかもしれません。

6,ナッツ類

ナッツ類もカビに侵されやすいですね。そこで、本書では、皮付きのナッツをおすすめしています。ナッツバターやナッツ粉、ナッツミルクはカビ毒に汚染された傷んだナッツもそのまま使用している可能性が高いので、注意が必要です。最近流行りのアーモンドミルクやオーツミルクなど、注意が必要かもしれませんね。

7,コーン

コーンにはフザリウム属というカビが最もよく見られ、それは、ミトコンドリアの機能を阻害する毒素を発生させます。
コーンもよく家畜の飼料にされますが、それもカビ毒に汚染されているものと見てもいいと思います。
 日本では、年間約1,500万トンのトウモロコシを輸入しています。そのうち72%が家畜飼料です。家畜飼料ということで、遺伝子組み換え品種であったり、管理の行き届いていないものも多く含まれていると思います。
 そんな飼料を食べた牛や豚、鶏が安全な訳はないわけで、注意が必要です。

出典:日本の畜産の将来を考える会
出典:日本スターチ・糖化工業会

まとめ

身近な食品が、カビ毒に汚染されている可能性が非常に高いです。お米や粉類など、管理に注意が必要ですね。更にコーヒーや肉類など、少し高くても、品質の良いものを選ぶ必要があります。
 次回、化学物質について、詳しく紹介します。

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