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五つの意識と質問(5W1H)の関係・ニューロロジカルレベル③

こんにちわ。心理カウンセラーのじゅんさんです(^-^)

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。

今日は私はですね。 昨日の夜ご飯の食器の洗い物を昨日のうちにはできなくて、今日の朝行ったんですね。

昔はそんな時は「なぜあの時やらなかったんだろうか…」とその食器達を見てよく思ったりしていたんですね。

ただ、朝起きて食器をまず洗ったりすると、結構目が覚めたりとか。一点に集中するので、頭がスッキリしたりするんですよね。

そのことに気づいてからは、夜のうちに洗い物をしなかったことを悔やむではなくて、朝洗い物をしたことによって今頭がスッキリして行動ができるようになった。という方向に意識をフォーカスするようにしています。

自分の思考の個性について、なかなか私自身も気づけないなぁと日々実感しています。

普段自分の意識がどこをフォーカスしているか?を生活の中で考えていくと、普段の自分自身の気づいていない思い癖に気付いたりできるのかなと思いました。

今日はそのような事を考えて朝、食器達を洗っていました(^-^)

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今日のテーマですが、 今日は【五つの意識と質問の関係】についてお話ししていきたいと思います。 

1.NLP

NLPは1970年代にアメリカで開発された心理学的な手法です。

元々は創始者であるリチャード・バンドラーとジョン・グリンダーの二人がその当時天才と言われた3人のセラピストの研究からスタートしたと言われています。

彼ら3人の天才セラピスト達は並のセラピスト達が何年もかかって治療することができなかったクライアントすら短期間に治療したと言われています。

これは言語が人間にどんな影響を与えるかについての一連の研究からスタートしています。

NLP とは(ニューロ・リングウィスティック・プログラミング)の頭文字をとったもので、日本語では神経言語プログラミングと言われています。

N…神経を表していて五感などと捉えることが出来ます
L…言葉を指しています
P…プログラミングを意味しています

NLPは五感と言葉が脳のプログラムを作ったり起動させたりしているという風に考えることができます。

これは NLP の発祥の地アメリカでは脳の取扱説明書などと言われています。

NLPは、脳に関する実践的な研究がされていて、応用範囲は人間の営みの大半に関わっていると考えることができます。


2.五つの意識と質問(5W1H)の関係・ニューロロジカルレベル③

この五つの意識レベルというのはニューロロジカルレベルと言われています。 ロバートディルツ博士という方が体系化した意識の理論ですね。


【ニューロロジカルレベル】
①自己認識(アイデンティティー)
②信念・価値観
③能力
④行動
⑤環境


これはまず①環境レベルというものがあります。そしてその上に②行動レベル そしてその上に③能力レベルさらにその上に④価値観レベルそして一番上に⑤自己認識認識(アイデンティティー)ですね。

例えば「私はアナウンサーである」という方がいるとしますよね。この方は私がアナウンサーであるという自己認識・アイデンティティーを持っています。

そして私はアナウンサーという仕事を生かして、「人々に喜ぶような情報を伝えていくことができる」とか、 「情報を伝えることで、人々を豊かにすることができる」という価値観を持っているということになります。

そしてこの方は、「言葉を使って表現できる」という能力を持っていることになりますよね。

そしてこのことは「話すことができる」とか「伝えることができる」という行動ができるということになります。

またこの人はそのような「アナウンサーとしての仕事が出来る環境を持っている」ということになるんですね。

これらが五つの意識のレベル・ニューロロジカルレベルになります 。

これら5つの意識レベルは全て関係し合っている意識ということになります。

このニューロロジカルレベルに関しては、
過去の記事の「意識のレベル・ニューロロジカルレベル」でお話ししていますので、気になった方はそちらを覗いていただけると嬉しいです。


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3.質問(5W1H)とニューロロジカルレベル

今回はこの五つの意識と質問の関係性について話ししていきますね。

【質問(5W1H)とニューロロジカルレベル】

①自己認識(アイデンティティー)レベル=「だれ?(Who)」
②価値観レベル=「なぜ?(Why)」
③能力レベル=「どのように?(How)」
④行動レベル=「何を?(What)」
⑤環境レベル=「どこで?(Were)」「いつ?(When)」

⑤環境レベル
環境レベルは私たちが何かを行う際の機会や制約を表しています。

例えば、会社勤めのサラリーマンになるのと、フリーランスで働くのとでは、そのことによって得られる機会、または受ける制約も異なってきますよね。

なのでここでは 「どこで?(were)」とか「いつ?(when)」という質問と関係があると考えられます。

環境レベル=「どこで(were)」「いつ(when)」の質問に関係があります。


④行動レベル
行動レベルではある特定の環境の中での行動や反応と関係があると言われてます。

例えば、一つの会社内でも部署が違うと行う仕事もそれぞれ違いますよね。

「何をするのか?」が違うと考えることができます。

ある会社での総務部という環境。 営業部という環境では、行動の対象としての仕事は全く違いますよね。

総務部では社内の電話対応をしたりとか、あとは人事部を含めているところもあるかもしれませんよね 。

よって、会社内の内側に向けた仕事が多いかなと思います。

反対に営業部では外回りの仕事が主に閉めていくと思います。

取引先との関係性が多かったりとかそのように外部との関わりが多いと思います。

このように仕事内容は、 行動レベルと関係があります。 

行動レベル=「何を?(What)」の質問に関係があります。


③能力レベル
能力レベルは様々な環境に応じてどのように行動するかを決定したり、よりその環境に合った行動に変えたりすることと関係しています。

例えば会社内で勉強会を開くという行動。それをどのように企画して行うのかは、その人それぞれによって違いますよね。

それを実施する本人の志向や趣向または独創性が現れます。

例えば、その人が人間関係について意識をフォーカスしているであれば、コミュニケーションについての勉強会を開く可能性がありますね。

また一方では職場内の仕事のオペレーションに対して意識を普段からフォーカスしている人であれば、オペレーションの改善について勉強会を開くかもしれませんよね。

このように同じ事を一つ考えたり、行うにしても個性や意識や能力の違いがあって、それによって生み出されるものも違ってきますよね。

能力レベル=「どのように?(How)」という質問と関係があります。 


②価値観レベル
価値観のレベルはやる気や制限と関係があると言われています。

例えば、 「写真を撮る」ことに関して好ましい価値観を持っている人は写真を撮る際に、より高い能力を発揮しやすくなりますよね。

仮に嫌いな場合は身体も写真を撮ろうとはしなくなって、行動しなくなり、なかなか実力があったとしても外部に発揮できなくなるということになります。

価値観や信念は人の深いレベルに存在するものなので、表面的な現象よりもっと奥に隠れている個人の要因に近いものです。

価値観レベル=「なぜ?(Why)」という質問と関係があると言われています。

ここで私の過去のお話をさせて頂きますね。

私は小さい時に砂利の駐車場でで遊んでいて、近所の方の車のフロントガラスを割ってしまったという体験があります。

この体験が小さい私に「石=危険」という価値観を作り出しました

石=危険という価値観ができてしまっている私は、それからは石を投げたりすることはしなくなりました

また他の誰かが石で遊んでいるのを見るのも怖くなってしまったりしました。

その後は、 石を投げたり遊ぶのではなくて、石を眺めたり色を楽しんだりするようになりました。

今では天然石などが好きになったので、当時の「石=怖い」という価値観から「石=癒し」という価値観になっています

このことについては、「記憶の定着」という過去の記事で書いていますので、気になった方はそちらも読んでいただけると嬉しいです(^^)

このように、たった1回の体験が価値観としてプログラムされると、後は自動的にその体験を思い起こすんですね 。

人は複雑なものを単純化して脳にプログラムしていると言われています。

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①自己認識(アイデンティティー)レベル
自己認識はすべての価値観を自分自身に結びつけているものと考えることができます。

自己認識(アイデンティティー)「私は○○」「あなたは○○」という表現で表されたりしていますよね。

これは例えば「私は怒りやすい」 「私は気が小さい」「私は優しい」「私は優秀」などのことなんですね。

 しかし、このように「私=○○」と単純化して自分を規定することが本当にできるのでしょうか?

よくよく考えると難しいですよね。

人はそんな単純な存在ではないし、「私は怒りやすいが、優しい部分もある」とか、「私は気が小さいけども、大胆な部分も持っている」とかなどの方が、真実に近い自分のイメージですよね。

このように、自己認識(アイデンティティー)とはイメージ全体を単純化した、価値観または思い込みと考えることができるんですね。


自己認識(アイデンティティー)=「だれ?(Who)」とか「どんな存在?」という質問と関係があります。 

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ニューロロジカルレベル疑問詞とも深い関係があることがわかります。

普段のコミュニケーションで使っている、質問私達の生活はとても密接な関係にあるようです。


今回は五つの意識と質問の関係についてお話しさせていただきました。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)

それではまたお逢いしましょう。

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HSP心理カウンセラー じゅんさん
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