「HSPさんが落ち込む心理・原因とは?」◆カウンセリングでHSPさんからよく聴く落ち込む原因と対処法を紹介◆
こんにちは。
心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
季節も冬の寒さを感じる時期となりますが、お変わりありませんか?
noteの更新は久しぶりになります。
note以外のラジオやYouTubeの更新も今現在はしていません。
理由としては、私自身の生活に少し変化があり、今まで日課としていた習慣も変化したことです。
具体的な事としては、スキルアップのための時間を多く設けたり、オンラインカウンセラーのスタートアップのお仕事に力を入れたりしていました。
noteや動画のコンテンツの更新は不定期となりますが、これからもよろしくお願いいたします(^^)
今回は「HSPさんが落ち込む心理・原因とは?」◆カウンセリングでHSPさんからよく聴く落ち込む原因と対処法を紹介◆についてお話します。
あなたは普段の生活の中で「毎回気分が落ち込んでツライ…」と感じて悩んでいませんか?
「一度落ち込むと長い時間落ち込んでしまう…」
「何かあると自分を責めてしまうことがツライ…」
「ストレスを上手く発散できず落ち込んでしまう…」
と、仕事で失敗を経験したり、周囲の人間関係に悩むときに、自信を無くし、深く落ち込んでしまう経験をあなたも一度はしたことがあるのではないでしょうか。
私自身も、過去に長期間落ち込んでしまうことがありました。
過去に燃え尽き症候群となって休職していたときです。
「周囲の人は普通にできているのに、なぜ自分は上手くできないのだろうか?」
と、そのことが頭から離れなくなっていました。
寝ても覚めても、毎日自分を責めて深く落ち込んでとてもツラかったです。
HSPさんとのカウンセリングでも気分の落ち込みについて、
「ここから上手く立ち直れる自信がない…」
「立ち直りたいけれど、何をすれば良いか分からない」
と、お話をお伺いすることがよくあります。
また、大きな不満を感じていなくても、小さなストレスが積み重なって、落ち込みやすくなっているHSPさんもいます。
今回は、HSPさんが落ち込んでしまう心理的な原因や、落ち込んだ時に立ち直る方法を紹介します。
最後まで記事を読んでいただけると嬉しいです(^^)
◆「HSP」の記事&YouTube動画です(^^)◆こちらから↓
1.「HSPさんが落ち込む心理・原因」とは?
◆「HSPさんが落ち込む心理・原因」◆
①「長い時間悩み、考え込んでしまう」
②「自分を責める自己否定感がとても強い」
③「ストレスを上手く発散できていない」
①「長い時間悩み、考え込んでしまう」
HSPさんが落ち込む心理・原因としては「長い時間悩み、考え込んでしまう」ことです。
HSPさんは一つの出来事に対して長時間、深く考え込んでしまうことがよくあります。
HSPの特徴に深く考え込むといった特徴があり、仕事でしたミスや、相手から言われた一言が頭から離れなくなります。
私も過去に、仕事でミスをした時に上司に注意されたことで、
「自分だけ特別に恥をかいてしまったんだ…」
「これで自分は上司に嫌われてしまったかもしれない…」
と感じることから、ずっとその出来事が頭から離れられなくなってしまったことがあります。
カウンセリングでも過去の私と同じような体験をしているHSPさんが多いと感じます。
また、落ち込みやすいHSPさんには、
「失敗をしてしまうのはこんな自分だけだ…」
と思いこんでしまう人もいます。
「自分以外の人はこんな簡単な仕事でミスをしない…」
「こんなミスをするのは、自分だけだ…」
と、「自分だけと」強く感じてしまい、余計に落ち込んでしまうこともあります。
②「自分を責める自己否定感がとても強い」
次にHSPさんが落ち込む心理・原因としては「自分を責める自己否定感がとても強い」ことです。
過去の出来事を思い出し、ずっと考え込んでしまうことで、
「こんな自分が嫌いだ…」
と自己否定していることがあります。
私も過去、仕事のミスを家に帰ってきてずっと考えてしまい自己否定していたことがあります。
「またやってしまった…本当にダメな自分だ…」
「周囲は上手くやっているのに…自分は上手くできていない…」
と、強く自己否定をしてしまう癖ができて、毎回自分を責めてしまうようになっていました。
そのようにして、過去の出来事を引きずってしまい、
「自分はなんて情けない人間なんだ…」
「あのときもっと違ったことをしていれば…」
と過去を悔やんでしまうことで、自己肯定感も低くなってしまいます。
自分以外の人が成果を上げて褒められているときのイメージが強く印象に残ってしまうことで、
「自分だけが失敗している…」と感じて落ち込んでしまうこともあります。
③「ストレスを上手く発散できていない」
次にHSPさんが落ち込む心理・原因としては「ストレスを上手く発散できていない」ことです。
HSPさんは周囲の人の相談の聞き役となっていることも多く、自分の悩みや気持ちを内側に抱え込んでしまうこともよくあります。
カウンセリングでも、毎回聞き役となってしまうHSPさんのお悩みを聴きすることがあります。
「職場で自分がツラい時に話せる人がいない…」
「悩みを打ち明けて、相談に乗ってくれる人がいない…」
といったことで悩まれる方が多いです。
聞き役だけになってしまうことで、自分が話をして気持ちを発散させることが難しくなっていきます。
そんな時に、少し愚痴をこぼせる人や話を聴いてくれる人がいればとても心強いですよね。
ですが、HSPさんは話を聴く相手の気持ちを考えていることで、
「相手に迷惑かけてしまうのでは…?」
と、話した後の相手の負担や、関係性を気にしてしまい、話せずストレスも溜まってしまうこともよくあります。
2.「HSPさんが落ち込んだ時に立ち直る方法」とは?
◆「HSPさんが落ち込んだ時に立ち直る方法」◆
①「落ち込んだ気持ちを一度書き出す」
②「自分が喜ぶ時間を過ごす」
③「とにかく身体を休めたりたくさん寝る」
①「落ち込んだ気持ちを一度書き出す」
HSPさんが落ち込んだ時に立ち直る方法としては「落ち込んだ気持ちを一度書き出す」ことです。
自分が落ち込んだ後に、少し落ち着いてきたら、自分の気持ちを冷静に知ることが大切になります。
自分の気持ちを知る方法として効果的なのが、自分の感情をノートに書き出すことです。
心理の世界では、マイナスの感情を紙に書き出すことは、さまざまなトラウマを解消する効果や、ストレスを軽減させる効果が認められている方法でもあります。
これは落ち込んだ気持ちだけではなく、頭で思った事もそのまま紙に書き出しても大丈夫です。
ここでのポイントとしては、5分、10分と時間を決めて頭に浮かんだ事をそのまま書き出すことです。
ノートはどのようなものでもかまいません。
スマホのメモ機能でも、目で確認できる方法なら大丈夫です。
「人間関係のストレスが限界になった」
「イライラして落ち着きがなくなってしまった」
「もう少し一人でゆっくりする時間を過ごしたいと思っている」
など、思いつくまま、文字に書き起こしていきます。
ありのままの感情を書き出すだけで、認知機能が高まる効果があります。
感情に意識を向けて書き出すことで、自分の気持ちを客観的に整理できるために効果があると言われています。
また最近では「今ここの気づき」で注目されている、マインドフルネスも効果的です。
マインドフルネスも自分の気持ちに目を向ける方法でもあり、生産性向上のためにGoogleなどIT企業でも取り入れられている方法です。
自分の気持ちを書き出す方法は、落ち込んだ時に是非一度試してみてくださいね。
こちらの「HSPがホッとする7つの道具箱」の中でもマインドフルネスの実践方法を紹介しています。
是非、参考にしてみてくださいね。
◆「HSPがホッとする7つの道具箱」◆こちらから↓
②「自分が喜ぶ時間を過ごす」
次にHSPさんが落ち込んだ時に立ち直る方法としては「自分が喜ぶ時間を過ごす」ことです。
HSPさんは周囲の人のことを優先的に考えていることで、自分が楽しいな、嬉しいなと感じる時間を過ごすことが出来ていない状態となりやすいです。
落ち込んだ時の対処法としては、これはとても普遍的に言われてきていることですが、HSPさんにとっては実は難しいことでもあります。
自分の好きなことをするということは、一見とても簡単そうに感じますが、意外と上手に出来ていないHSPさんが多いです。
その理由として、「自分の時間を過ごす=怠けている」と感じていることもあります。
私自身も自分を甘やかしてしまっているように感じてしまい、上手く休日を過ごすことができなかった時期があります。
そうなると自分の好きな事自体がよく分からなくなっていたりします。
HSPさんとカウンセリングをして、お話をお伺いしていても、
「最近仕事が忙しくて、趣味の時間が取れていません…」
「周囲を優先して、自分の時間を過ごすこと自体忘れていました…」
といったお話をHSPさんからお伺いすることがあります。
まずは、自分の時間を確保して少しでもよいので好きなことをすることです。
音楽を聴く・映画やドラマを見る・運動する、自分が好きなことならなんでもよいです。
とくにおススメなことは「音楽を聴くこと」です。
音楽を聴くことは、落ち込んだ時に効果的な方法になります。
ここで気になることは、
「どんな音楽を聴くとよいのか?」ですよね。
バラードなど、少し落ち込んだ気持ちに合う曲がおススメです。
音楽療法という言葉を聴いたことがある方もいると思いますが、音楽が人の心を落ち着かせる効果があることは昔から多くの研究がされています。
気持ちが落ち込んだ時に、その気持ちに合う音楽を聴くことがよい理由としては、先ほどお伝えした感情を書き出す方法と同じく、自分の気持ちを客観的に見つめることへと繋がるためです。
多くの人は気分が良いときは、楽しい時は明るいテンポの良い曲を聴きたくなり、落ち込んだ時はバラードなど静かな曲を聴きたくなりますよね。
無理に気持ちを上げようと明るい曲を聴くよりも、自分の気持ちに逆らわず、バラードや落ち着いた曲を聴くことで気持ちが徐々に回復してきます。
③「とにかく身体を休めたりたくさん寝る」
次にHSPさんが落ち込んだ時に立ち直る方法としては「とにかく身体を休めたりたくさん寝る」ことです。
落ち込んで、何をするのも手に付かないときは身体を休めてまずは休息することです。
一生懸命となっているHSPさんは、休息をとることを自分に許してこなかったために、無意識に自分を追い込んでしまって、冷静ではなくなっているときもあります。
私自身も過去そのようにしてしまい、落ち込んでいる自分を見てみぬふりをして頑張り続けてしまったことがあります。
無理に外では明るく振る舞ったり、笑顔をつくったりして、心身にストレスを掛け過ぎたことで、燃え尽き症候群となってしまったことがあります。
限界を感じたときは、ひたすらに寝てしまうことも効果的です。
感情を書き出す気にもなれず、好きなこともできないと感じるときはいっそのことまずは好きなだけ寝て休みましょう。
仮眠でも良いし、早めに就寝しても大丈夫です。
一番良くないのは、モヤモヤした気持ちで寝る時間が遅くなり、睡眠不足になる事でもあります。
寝不足になるとストレスホルモンが多く分泌され、不安感が増えて落ち込んだ気分の回復にも悪影響を及ぼします。
まずは、落ち込んだ気分を翌日に持ち越さないためにも、身体を休めて気分を回復させることも大切です。
◆「HSPが感じる燃え尽き症候群のサインとは?」の記事&YouTube動画です(^^)◆こちらから↓
3.まとめ
今回は、HSPさんが落ち込んでしまう心理的な原因や、落ち込んだ時に立ち直る方法を紹介してきました。
私も過去、何度も落ち込んで毎日を憂鬱に過ごしていたことがありました。
大切なことは、自分を追い詰めすぎないことです。
落ち込んだ時こそホッとすることが大切になります。
「動物の動画を観て少しホッとしよう◎」
「雲の流れる様子を見て少しホッとしよう◎」
と、何か自分の心がほぐれるような、小さな瞬間を日々の生活の中で実感することも大切になります。
落ち込みやすいHSPさんは、自分を追い詰め過ぎてしまう傾向があります。
周囲をよく観察できることから、他人と自分を比べて、
「今の自分では全然駄目だ…」と感じるHSPさんもいると思います。
ですが、どんな人にも向き不向きはあります。
落ち込みやすいということは、それだけ物事を真面目に考えているということでもあります。
今回ご紹介した3つの方法をどれか一つまずは試してみてください。
落ち込んだ気持ちを一度書き出してみたり、自分が喜ぶ時間を過ごす時間を取ったり、とにかく身体を休めたりたくさん寝てみたりして、穏やかな気持ちを取り戻せるように心がけてみてくださいね(^^)
今回は「HSPさんが落ち込む原因とは?」◆カウンセリングでHSPさんからよく聴く落ち込む原因と対処法を紹介◆についてお話しました。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)
私は現在、心理カウンセラーとして活動しています。
何かご質問やご相談したいことがあれば、下記のホームページよりご連絡いただければと思います(^^)
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