
優位感覚の特性・キャリブレーション③
こんにちわ。 心理カウンセラーのじゅんさんです。
いつも記事を読んでいただきありがとうございます(^-^)
今日も全国的に暑くなったみたいですね。(2020/6/4)
皆さんの住んでたところはどうだったでしょうか。 私は関東の方に住んでるんですけども、暑くなりましたね(^-^;
昨日買ってきた、あんず棒が凍っていたんで、食べたりしていました。
久々に食べた味はやっぱり変わってなくて。素朴な甘酸っぱいあんずの味でしたね(^-^)
季節の変わり目で体がまだ慣れていかないので、意識的にたくさん水分取ったり、ゆっくり休んだりして無理しないようにしていきたいですね 。
今回は【優位感覚の特性・キャリブレーション③】についてお話ししていきたいと思います。
1.NLP
NLPは1970年代にアメリカで開発された心理学的な手法です。
元々は創始者であるリチャード・バンドラーとジョン・グリンダーの二人がその当時天才と言われた3人のセラピストの研究からスタートしたと言われています。
彼ら3人の天才セラピスト達は並のセラピスト達が何年もかかって治療することができなかったクライアントすら短期間に治療したと言われています。
これは言語が人間にどんな影響を与えるかについての一連の研究からスタートしています。
NLP とは(ニューロ・リングウィスティック・プログラミング)の頭文字をとったもので、日本語では神経言語プログラミングと言われています。
N…神経を表していて五感などと捉えることが出来ます
L…言葉を指しています
P…プログラミングを意味しています
NLPは五感と言葉が脳のプログラムを作ったり起動させたりしているという風に考えることができます。
これは NLP の発祥の地アメリカでは脳の取扱説明書などと言われています。
NLPは、脳に関する実践的な研究がされていて、応用範囲は人間の営みの大半に関わっていると考えることができます。
2.優位感覚の特性・キャリブレーション③
人間には五つの感覚・五感がありますが、 これらは気づいているところではなくて無意識的に優先して使ってしまう感覚があります。
これらを三つに分けたものが視覚重視型・聴覚重視型 ・身体感覚重視型に分けることができるんですね。
このことについては、過去の記事で【五感の優位感覚キャリブレーション①】という記事と【雰囲気を感じ取るキャリブレーション②】という記事でお話ししていますので、気になった方はそちらも読んでいただけると嬉しいです(^^)
例えば三つのタイプの人が同じ映画を観たとしますね。
視覚重視型…「オープニングの主人公の表情がとても可愛くて印象的だった」と答えるかもしれません。
聴覚重視型…「脇役の○○が言った主人公へのセリフがとても印象的だった」と言うかもしれません。
身体感覚重視型…「映画のラストシーンに全身が身震いするような感動を感じた」と表現するかもしれません。
このように、同じことを体験しても、私たちの脳内での情報の受け取り方は人によってずいぶん違うんですよね。
人間は自分を基準にして他人を見ていたりしますよね。
私たちは他人の考えている事を同時に体験しているわけではないので、自分と同じように他の人も見たり聴いたりしていると錯覚していることが多いんですね。
コミュニケーションにおいて、自分の意図したことが伝わっていると思ってしまいがちです。
実際には異なった形になって伝わっていることも多いんですよね。
人間はそれぞれ認識の仕方がずいぶん違うということを忘れずにいることで、さらに相手の話に傾聴をしたり相手を尊重したコミュニケーションができるんですね。
これからこの三つのタイプの無意識レベルの特徴がどのように表面化しているのかをお話ししていきますね。
(ただこれは人は三つの感覚を使っていてすべてのタイプに当てはまるということも言えます、 ここでは特に強い感覚が一つあるんだなというような理解をいただければと思っています。)
【視覚重視型】
• 視覚重視型の人は図や映像イメージを使って情報を理解・記憶して表現していることが多いようです。
身振り・手振りが大きくて、「みせる」という表現が多いようです。 図やイメージといったものは情報量が多いため、 多くを話そうとして早口になる傾向があるようです。
早口なので、深い呼吸はせず、上部で浅い呼吸をしがちです。 そして高音で話をして、姿勢は背筋が伸びていて、顔も少し上の方を向くことが多いようです。
「未来の姿が明るくなったイメージがした」とか「この映像を見ることでこの仕事の企画がうまくいくと見えてきました」と言ったような「見える」「見えない」といった表現をする傾向があるそうです 。
【聴覚重視型】
• 聴覚重視型の人は、物事を音や文字・言葉・数字で理解し、 記憶して表現する傾向があります。
論理的に考える人や、理屈っぽい人は聴覚重視型の可能性が高いようです。 視覚重視の人ほど多くの情報を一度に話すわけでもなく、身体感覚重視の人ほど深い部分に触れているわけでもないので、両者の中間とも言える人が多いようです。
したがって、呼吸の深さも中間の胸元あたりと言えるそうです。
姿勢も、伸ばしすぎず、丸まりすぎず。 ブツブツと独り言をいうこともあるということです。
「理にかなう話だね」「○○の成り立つ定義は?」とか、そんな言い方が多くて、「聞く」「話す」といった、言葉に関する表現をよくすることがあります。
これが聴覚重視型の人の特徴になります。
【身体感覚重視型】
• 身体感覚重視型の人は、自分の気持ちや感じたことをもとに、情報を理解して記憶して表現をする傾向があります。
よく手を身体の胸やお腹に添えて話すという特徴があります。
自分の内側にある感覚や想いに触れてそれを言葉にするので、話すスピードは遅い方が多いようです。
自分の深いところに触れているので、呼吸も深い部分。腹部で行っていることが多いです。
身体感覚は視覚・聴覚に比べて深いところに触れていないといけないので、どうしても姿勢は下向きになるようです。
体が丸い感じに見えたり、ゆっくりとした動作の人が多いようです。「とても今の話はしっくりきた」「その話を聴いて身体がポカポカした感じがしたよ」などといった「感じる」といった言葉に関係する表現をすることが多いようです。
また、抽象的な表現も多いという特徴があります。
このように三つのタイプに分けてみると、同じ情報に対しても、実は私たちの脳内での受け取り方は人それぞれで随分違っていることが分かってきますよね。
この三つの優位感覚を少し頭に入れておくと、自分自身がどの優位感覚を使って人の話を感じ取ったのかな?と振り返れたり、自己理解にもなったり。
コミュニケーションの場で、お互いの感じ方捉え方のズレも少なくできてくるかもしれません。
今回は、 優位感覚の特性・キャリブレーションその③についてお話しさせていただきました。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)
それではまたお逢いしましょう 。
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— じゅんさん🌼@HSP心理カウンセラー (@ch87619600) July 4, 2020
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