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「眠れなくなるほど面白い免疫力の話」読書感想文

読了したので感想文を書きます。


本を読んだキッカケ

「眠れなくなるほど面白い自律神経の話」という本を直前に読んでから、

「免疫力についても学べば新たな面白い生活習慣を
知って行動に移せるかもしれない」
と感じてKindleで購読したのがキッカケです。

最初のイメージは食べ物に関する免疫の話が殆どだろう、と
思っていましたが、生活習慣に関する新たな知見もあって
読み進めるほどにハマりました。

本書で得た気付き3つ

①座りっぱなしは危険!

この話は樺沢紫苑の「毎日を楽しめる人の考え方」にも記載されていて
既に知っている内容でした。

しかし、自分は余りにも座って作業をする時間が長いと改めて
気付かされたので戒めとして書きます。

最近の研究で「60分座り続けると寿命が22分縮む」ということが
明らかになりました。

これは運動している自分には関係ない!という話ではなく、
長時間座るのは運動時間とは別に健康にとって悪影響を及ぼします。

例えば血流が停滞することで脳梗塞や心筋梗塞のリスクが上昇したり、
肩こり首凝りの原因になるなど。

せっかく運動して脳機能を向上させても、その効果が帳消しになる
危険性が潜んでいるのです。

何か1つのタスクを終えたら立ち上がって軽く動く」という
習慣を新たに生活に取り入れることで、

長時間座り続けて健康を害さないようにしたいと
思いました。

今思えば夜寝付きが悪かったのも、正座しながら同じ姿勢で
3時間タイピングし続けていた、明らかに体に異常をきたすような
行動をしていた時でした。

②掃除で免疫力UP

驚くべきことに、掃除をするだけでも
免疫力は向上します。

特に、雑巾がけなどの運動強度の高い掃除のやり方では、
ウォーキングよりも効果性が高く、カヌーを漕ぐのと同程度の
運動強度になるようです。

雑巾がけに近い、コロコロテープを使って掃除をするのでも
同じような免疫力向上が期待できると考えたので、

毎日寝る前に自分の部屋の床の掃除をする」ことを
習慣としたいと思いました。

中学生の頃は当たり前にやっていましたが、現在は時間に忙殺
されて頭が掃除にまで回らなくなっていたので、

再度身につけたいです。

③よく噛んで食べることのメリット3つ

よく噛んでご飯を食べることのメリットは
3つあります。

本書で1つ、樺沢紫苑の本で2つ学んだので
3つとも紹介します。

1つ目は「セロトニンが分泌されること」。

セロトニンは心身の健康を司る脳内物質で、
抑うつ感や幸福感を高める作用があります。

そしてセロトニンが分泌される条件は
「日光を浴びる」「リズム運動」「咀嚼」の
どれかの要素を含む行動。

日光を浴びる、リズム運動の2つは起床時にカーテンを開けたり
朝散歩をすることで満たせますが、咀嚼は食べなければ始まりません。

そこでよく噛んで朝食を頂くことでセロトニンの分泌を
促すことが出来るのです。

2つ目は「食べ物の消化吸収が良くなり太りづらくなること」。

よく噛むことで食べ物を細かく分解し、消化しやすい形状に
変える働きがあります。

食べ物を細かくしない状態で飲み込むと胃に負担がかかって
消化不良になるので注意しましょう。

また、繰り返し噛むことで満足感を得て少量の食事でも
満たされたと感じることが出来ます。

早食い、過食の予防に繋がるため、結果としてダイエット効果も
期待できるのです。

3つ目は「免疫力が向上すること」。

本の題材が免疫力に関する内容なので、記載されている行動で
免疫力が上がるのは当然です。

「唾液成分のペルオキシダーゼががん性物質を抑制し、
 抗酸化作用がある」
「脳が活性化し認知症予防に繋がる」
「老化を遅らせる」


などの面白い事実が書かれていました。

これ以外にもネット上で検索すると多くのメリットがあったので
よく噛んで食べることは当たり前ながら重要なことのようです。

凡事徹底が健康の秘訣だと感じました。

Todo

「1つの作業が完了したら立ち上がって数秒運動する。
 作業が完了していなくてもタイマーの画面が40分を超えていたら
 立ち上がる。」
「寝る前に床掃除をする。」
「朝ご飯,夜ご飯を急いで食べない。理想は一口20回。」

全体を通しての感想

受動的に健康に関する情報を受け取るのと主体的に情報収集しに行く
のでは「行動したい!」という意欲の振れ幅が全然異なることを
痛感しました。

母から一方的に与えられた栄養学の知識は、自分が必要と
していなかった物も多かったため心には余り響きません。

特に食事は母の管理下で全て取り繕われているため、
知っても役立てる環境が無いことが忘却を促進します。

逆流性食道炎を防止する体操を強制された時は
しぶしぶ手をただ上げ下げする運動をしぶしぶやっていました。

しかし、自分で必要だと考えて知識を吸収すると
定着率もモチベーションも格段に違います。

母が良いと思ったやり方を真似するのではなく、自分にやれそうな
行動を選択する権利が与えられるのでよりやる気が向上したの
でしょう。

前に読んだ回避性パーソナリティ障害の本にも、
主体性を取り戻すこと」が障害の対処法として
紹介されていました。

今後はセロトニンの分泌にも関係する腸の働きに関心が出てきたので
腸内環境に関する本や情報も収集してみたいです。

総括

今回は「眠れなくなるほど面白い免疫力の話」を読了したので
読書感想文を書きました。

ここまで記事を読んでくれて
ありがとうございます!

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