最近の記事

24年07月06日(土)文章を書きたくなる日もある

昨日の飲み会を反省しつつ、雑誌等を読み漁っていたら二つの文章が頭から離れない。 一つは週刊文春の亀和田武「テレビ健康診断」の連載より(以下内容)。 天才少年ランボーが詩作を放棄し、砂漠の奴隷商人になった逸話と重なる。「無頼になり切るには知的にすぎ、知的になり切るには無頼にすぎるという二律背反に挟撃されている。それが唐牛の実相である」(西部) 二つ目『松本人志は日本のお笑いをどう変えたのか』より影山貴彦氏の文章より(以下内容)。 今の若い人たちは、〜略〜、賢いからこそ、

    • 24年03月09日(土)極私的R-1グランプリ2024考察

      「ジャイアントキリング」 弱者が強者に勝つこと・下克上・番狂わせのことを意味する表現である。 実用日本語表現辞典より引用 私はこの言葉が大好き。 この言葉を聞いただけでテンションが上がる。 R-1グランプリ2024年を観ているとこの言葉をキャッチフレーズにされている方がいた。 その名は「どくさいスイッチ企画」。 何とアマチュアで初の決勝進出者らしい。 一般人がプロの芸人に挑戦する。 それだけで最高の演出ではないか。 ネタについても面白い。 しかし、結果は第4位。 最

      • 24年03月03日(日)『無知からくる無神経』と言われて…

        urbanseaさんのツイートが好き。 本を買う参考にもしてる。 上記の中途採用云々についても激しく同意。 金融機関で没落していくのは生え抜きに依存度が高いところ。 ディスクロで中途採用の比率を載せてないような金融機関は極めて危険(自戒を込めて)。 このツイートでまた本を買っちゃいました。 「サラ金は借金が人生を壊すこと知っていたが、銀行は知らない。そのためにアグレッシブなCMが作られてしまう。それを『無知からくる無神経』があるように思うね」という言葉の重み。 たしか、城

        • 24年03月02日(土)漫才協会THE MOVIE@伏見ミリオン座

          昨日久々にお酒を飲んだが、まったく残っていない。ありがとう酒豪伝説。 琉球 酒豪伝説 プレミアム タブレット 肝臓サポート 6包入り https://amzn.asia/d/bTp0VfZ 今日はタイトルのイベントに参加するため名古屋の伏見へ。 Twitterで水道橋博士のファンの方々とやり取り。水道橋博士の還暦イベント振りにお会いできて嬉しい限り。 【以下映画についてネタバレあり】 映画については、エンドロール前に流れるポール牧さんの「ドーランの  下に涙の  喜

          24年03月01日(金)お世話になった先輩

          「もう○月ですよ」 新しい月に変わる度に周りから聞こえる言葉。 私はこの言葉があまり好きではない。  何か後ろ向きな気がする。「新しい月だ!」みたいにもっと前向き気にとらえたい。 今日はお世話になっている先輩とのサシ飲み。 あまり心を開かない私だがこの先輩には心を開いている。 その先輩がプロパーでないところも私が心を開いてる証拠だと思う。 一軒目は『とらのこ』へ お通しが美味しいこと。 ちくわの料理については最後まで何を熱してたの分からず。 二軒目は『百万石』へ うなぎ

          24年03月01日(金)お世話になった先輩

          24年02月26日(月)水道橋博士の「座・対談」シリーズ:水道橋博士 vs東浩紀

          「最近興味を持っていることはありますか?」と質問されたら間違いなく「東浩紀!」と答えるだろう。 1月12日に配信された『“久田将義&吉田豪 with 東浩紀”ナイト vol.3』を視聴して以来東浩紀氏に夢中である。 その配信の中で、今話題の松本人志について、東氏は「松本人志に必要なのは哲学」と言っていたことがとても印象的だった。 ※配信内容はノーツイートとの約束なのでこれで留めます また、最近出版された著書『訂正する力』に基づき、訂正と改善の違いについての主張は目から鱗で

          24年02月26日(月)水道橋博士の「座・対談」シリーズ:水道橋博士 vs東浩紀

          24年02月25日(日)vs.吉田喜重の戒厳令

          私がお世話になった先生は映画好きが多かった。 中学生の時に通っていた塾の先生からは、四方田犬彦や蓮實重彦を勧められ、映画の英才教育も受けていた。 高校受験を終えた冬、私は先生に「好きな映画は何ですか?」と尋ねると「吉田喜重の映画全般かな」との返答があった。 僕はすぐにTSUTAYAに行って、吉田喜重の映画を借りた。そのタイトルは『戒厳令』。タイトルからして緊張感があった。 僕は家に帰ってすぐにDVDデッキにディスクを入れた。白黒映画だった。そしてすぐに眠りについた。

          24年02月25日(日)vs.吉田喜重の戒厳令

          24年02月24日(土)沼津の甘味処どんぐり、三島大社へ

          三連休の中日に小旅行へ。 インスタグラムに「料理が流れてくるお店〜」みたいな紹介があり、甘味処どんぐりさんへ行ってみました。 このお店、すごいのが食事する場所にスタッフ1人もいません。 以下流れ ①券売機で食事を決める ②空席を見つけて座る ③流れてくる桶に食券入れる。 ④食事が桶に乗ってくるため自分で取る ⑤食べ終わったら桶に食器類を入れて返却 私、ピーんときました。 食事が桶に入ってくるという仕組み(アトラクション)でお客様を楽しませつつ、人件費を抑えてるのです

          24年02月24日(土)沼津の甘味処どんぐり、三島大社へ

          24年02月23日(金)アインシュタインのマネタイズ

          「アインシュタインは社会ニーズの把握と研究成果の還元、若手の研究費援助、特許出願、企業との技術開発における連携という面について問題意識を持ち、実践して解決策を見いだした。」 春山富義 低温工学 40巻8号 2005年より 「博士号は役に立たない」という言説をする方は上記記事の一読をオススメする(URLが貼れない…なぜ?)。 ここで重要なのは「社会ニーズの把握」である。研究というものを「私は〇〇が好きだから」と自己完結にしてしまうと「博士号は役に立たない」一派がヤンヤン言っ

          24年02月23日(金)アインシュタインのマネタイズ

          24年02月22日(木)今日からオッペンハイマー!

          天才学者というものに強い憧れがある。 特に凡人の私には普通の人よりも強い羨望の眼差しを向けてしまう。 私の好きな学者は日本人なら小室直樹(宮台真司、橋爪大三郎、副島隆彦の師)、アメリカならジョン・フォン・ノイマン(コンピュータの開発)である。ただただ、変人が好きなのかもしれないけど魅力が勝る方々だ。 3/29日に日本公開される映画『オッペンハイマー』に向けてオッペンハイマー強化月間にしようと思う。 しかし、文庫の値段あがったなぁ…。一冊1,400円よ?上中下巻だから4,

          24年02月22日(木)今日からオッペンハイマー!

          24年02月21日(水)韓昌祐著『十六歳漂流難民から始まった2兆円企業〜パチンコ業で5兆円を目指すマルハンの挑戦〜』より

          タイトルの本を読み終えたので以下印象に残った一節。⭐︎は特に重要なもの 「日本人がエコノミック・アニマルなら、韓国人はポリティカル・アニマルだ」P44 →2008年出版の本だけど…今の日本はなにアニマル? 「いつか見返してやる!」という心意気が男には大切だ。P93 →この気持ちは大切。ただ、このモチベーションだけでは非常に危険(著者は社会貢献に昇華したので良い方向にいったと思う)。 神が与えた試練なら、人の助けを借りるのは神への冒涜だろう。P111 →この考えは「たしか

          24年02月21日(水)韓昌祐著『十六歳漂流難民から始まった2兆円企業〜パチンコ業で5兆円を目指すマルハンの挑戦〜』より

          24年02月20日(火)後輩とイチローと私

          「報告書のお名前を見て内線しました!」 そう言って連絡をくれた子は私の会社の後輩。同じ職場で働いたことはないが、一緒に取引先の事業再生を行った戦友みたいな子だ。 また、昨年から中小企業診断士の資格に挑戦しており応援している子でもある。 加えて、現在新入職員の子にマンツーマンで指導している。またその子もとても良い子で可愛がっている。 私は一人っ子のため兄弟(姉妹)という存在に憧れを抱いているため後輩と接するのは楽しい。 社会人になっても珍しく後輩がいない職場が多かったので

          24年02月20日(火)後輩とイチローと私

          24年02月19日(月)最近気づいたこと

          それは夢を観るようになったこと。 以前は眠るとすぐに朝で夢を見ることはほとんどなかった。だから、寝るのが嫌いだった。すぐ朝を迎えるため勿体無い気がしていた。 ただ、夢の中の私はいつも冷静である。夢を夢と感じていない。 きっと脳機能学者の苫米地英人氏が「夢を見ているときは記憶の整理中、夢は記憶の中からしか出てこない」と語っていたことが影響している。 本を読むことは時に生きる楽しみを損なうこともたるんだなぁ。すみを 【今日の収穫】 本『十六歳漂流難民から始まった2兆円企業〜

          24年02月19日(月)最近気づいたこと

          24年02月18日(日)やっぱりアメリカは凄い

          「2人の大物候補以外の人に米国を変えてほしいと思います。」 BS朝日で放送している『町山智浩のアメリカの今を知るTV In Association With CNN』に出演されていた女性の発言。 2人の大物候補はトランプとバイデンを指す。 これを観た時に思ったのが「そりゃ〜アメリカからテック企業をはじめとするスタートアップが誕生するわな」である。 日本の場合は「実績が〜」とか言っちゃって、安牌な方に投資(政治なら投票)しちゃうのが世の常。 あと、大統領選の予備選挙の意義

          24年02月18日(日)やっぱりアメリカは凄い

          24年02月17日(土)暮らしが丁寧になる

          「毎日投稿、良いですよ。なんか、文章書くと、暮らしが丁寧になりますね。」 この言葉をある人からLINEで貰う。 この人は上京すれば必ず会う友人であり、学校の同期であり、年齢からしたら後輩であり、起業でいえば先輩であり…関係性を考えたらキリがない不思議な存在。 筆不精の身ではあるが、この言葉に心底感動した。 吉田兼好ではないけれど…徒然なるままに、気ら〜くに、思ったこと(感じたこと)をこれから書いていこうと思う。 【今日の収穫】 YouTube『ダム・マネー/ウォール街

          24年02月17日(土)暮らしが丁寧になる

          『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町 』

          「ただこうして生きてきてみるとわかるのだが、めったにはない何十年に一回くらいしかないかもしれないが『生きていてよかった』と思う夜がある。 一度でもそういうことがあれば、その思いだけがあれば、あとはゴミクズみたいな日々であっても生きていける。」 (中島らも 『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町 』) 水道橋博士のblogからこの一節を知った。 博士のblogでこの一節が引用されると読者の自分も喜びを分かち合える魔法の言葉。 今日は自分で引用したくなる程うれしい出来事があった。

          『僕に踏まれた町と僕が踏まれた町 』