24年02月23日(金)アインシュタインのマネタイズ

「アインシュタインは社会ニーズの把握と研究成果の還元、若手の研究費援助、特許出願、企業との技術開発における連携という面について問題意識を持ち、実践して解決策を見いだした。」
春山富義 低温工学 40巻8号 2005年より

「博士号は役に立たない」という言説をする方は上記記事の一読をオススメする(URLが貼れない…なぜ?)。

ここで重要なのは「社会ニーズの把握」である。研究というものを「私は〇〇が好きだから」と自己完結にしてしまうと「博士号は役に立たない」一派がヤンヤン言ってくるのである。

これは資格でも言える。
私は金融機関に属するためこれまでにたくさんの資格を取ってきた。そこで出現するのが「資格よりも実績だよ」モンスターである。

たしかに、意味のない資格をたくさん取らされる。これは何も仕事に役立たない。

しかし、巷で言われる難関資格はどうだろう?さすが難関資格ということもあり、結構仕事に役立つものである。何よりお客様にも良いアドバイスを提供できるようになる。
まさに、難関資格は「資格よりも実績だよ」モンスターを消し去る二フラムのようなものである。

しかし、二フラムだけを使っては経験値を稼げない。やっぱり実績を積みながら物語を続けていかなければならない。

そこで必要なのは、始めに戻るが広義で言えば「社会ニーズの把握」であり、狭義で言えば「他社の喜び」ではないのであろうか。

テレテレッテッテッテー(すみほのレベルが上がった)

【今日の収穫】
TV『映像の世紀バタフライエフェクト マンハッタン計画 オッペンハイマーの栄光と罪』
→Twitterなどでオッペンハイマーを観る前に予習になるのでは?と話題をよんでいたので視聴。たしかにとても簡潔に纏めてある。ただ、感じたのはマンハッタン計画の中心人物であるローレンス(オッペンハイマーの同僚)が一番悪くない?と感じた。諸悪の根源はローレンスじゃん。

本『オッペンハイマー 上 異才』第1章まで
→「わたしは愛想の良い、ぞっとするほど良い子だった」ロバート・オッペンハイマー
この言葉には吹き出した。


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