24年03月09日(土)極私的R-1グランプリ2024考察
「ジャイアントキリング」
弱者が強者に勝つこと・下克上・番狂わせのことを意味する表現である。
実用日本語表現辞典より引用
私はこの言葉が大好き。
この言葉を聞いただけでテンションが上がる。
R-1グランプリ2024年を観ているとこの言葉をキャッチフレーズにされている方がいた。
その名は「どくさいスイッチ企画」。
何とアマチュアで初の決勝進出者らしい。
一般人がプロの芸人に挑戦する。
それだけで最高の演出ではないか。
ネタについても面白い。
しかし、結果は第4位。
最終ラウンドには進めなかった。
会場は兎に角盛り上がっていたはずなのに。
ここからは私の極私的考察を羅列する。
どくさいスイッチ企画さんはアマチュアであり、社会人経験者(サラリーマン経験者という言葉が近いか)である。
ネタには上司と部下の会話など社会人あるあるが随所に盛り込まれていた。
会場で観覧されてる方の殆どが社会人経験者であるため、共感性を生みやすかったのであろう。
結果、会場は大爆笑。
しかし、点数は伸びなかった。
これは審査員が芸人であるため、一般的な社会人との常識のズレが関係しているのか?
しかし、そもそもお笑いは非常識な観点から生まれるものなので社会人あるあるはお笑いを半減させてしまったのか?
観覧者の採点も取り入れるシステムだったら結果は変わっていたのか?
ゲシュタルトが崩壊しそうになったSaturday Night
でも、みんな面白かったからそれでよし