生産のオペレーションの手法のひとつにTQMというのがあるそうです。 Total Quality Management(総合的品質管理)です。 「運営管理」の出題範囲ですが、最近丁寧めに勉強していて、あらためてその内容を読み込んでみて、「良いな」と思いました。 TQMは、「顧客満足の向上や利益創出を実現するために、戦略的に企業活動全体の品質を向上させる手法」だそうです。 「目的に関する原則」、「手段に関する原則」、「組織の運営に関する原則」の3つの原則で構成されていて、経営
中小企業診断士の勉強をしていて、苦手意識はあるものの、どの科目も面白く感じています。 そのなかでも、特にいいなと思う科目が、「中小企業経営・政策」です。 以前にも書いたことがあるかもしれませんが…。 しかも好きな割には、合格基準に達せずにいますが。 特に、政策のほうが「いいな」って思うんです。 中小企業を支援するために、さまざまな角度からの支援施策が講じられていることが目の当たりにできるので。 中小企業診断士の勉強を始めるにあたって、最初は「企業経営理論」っていう感じがあ
「機会損失」という言葉は馴染みがあります。 営業や販売などの機会を逃すことで、本来得られるはずの利益を失う「未来的な損失」のこと…とか。 お店がめっちゃ混んでしまったため、お客さんを逃してしまう…といったときに使いますよね。 で、「機会費用」という言葉も経済学用語にあるんですね。 複数の選択肢のなから一つを選んだ際に、選ばなかった選択肢を選んでいたら得られたであろう価値 …そんなこと、日常生活で考えてたら精神衛生上よくないと思うのですが、こういう観点で物事を考えるのも、学術
昨日、1次試験の結果通知として「科目合格のお知らせ」が届きました。 確認してみると、自己採点では56点だった「経営情報システム」が科目合格になっていました。得点調整とかあったのでしょう。 かなりマニアックな問題もあり、全体的に難化しているようになので、あわよくば…と思っていたので、この結果は嬉しいです。 経営情報システムは、スピード問題集だと、いまだに電話回線とかハードディスクに関する設問があります。 一方、本試験では、クラウドやセキュリティ管理、パスワードレス認証、生成
前回の投稿で想定しいたように、今年も、やっぱり手が届かなかったです。 令和6年の中小企業診断士第1次試験、受験後の自己採点で判明しました。 経済学・経済政策 44点 (52点) 財務・会計 40点 (44点) 企業経営理論 72点 (56点) 運営管理 76点 (43点) 経営法務 免除 (56点→合格してました。) 経営情報システム 56点 (44点) 中小企業経営・中小企業政策 56点
来週の今頃は、令和6年中小企業診断士第1次試験が終わり、なんとも言えない気持ちになっているのではないかと思います。 この試験まで、あと5日となりました。 昨年は、とりあえず受験ということで、まさに「箸にも棒にもかからない」状態でした。 その後、特に今年になってからは、なんか大学受験の頃よりもたくさん勉強したような気がします。 でも、残念ながら、まだ「手が届かない」ような気がします。 量はこなしましたが、質がともなっていない…というか、資格試験勉強で陥りがちな感じの勉強を続
中小企業診断士の勉強教材の一つとして、「TBC中小企業診断士試験シリーズ2024 特訓問題集1 中小企業経営・政策 中小企業白書2023年版」を使っています。 中小企業経営・政策は、過去問を解くたびに、意義のある科目だな…と思いつつ、全然点数が取れない科目です。 なんとしなくちゃ…と思い、この問題集を解くことにしました。 中小企業白書からキーワードになりそうなことについて作問している問題集です。 そのなかで「創業時における差別化の重要性」という問題がありました。 帝国データ
「カーボンニュートラル」「GX」。 まだまだ旬なキーワードですね。 中小企業経営・政策の勉強をしていて、2023年度の「中小企業白書」で紹介されている内容をみていて、思うことがありました。 の前に、この視点は大事かも…と思ったのが、(株)東京商工リサーチ「中小企業が直面する経営課題に関するアンケート調査」のカーボンニュートラルの取組段階です。 段階0:気候変動対応やCO2削減に係る取組の重要性について理解していない。 段階1:気候変動対応やCO2削減に係る取組の重要性に
スタディングばかりでなく、TACのスピード問題集も久しぶりに…と思って、解いています。 「中小企業政策」の章を解いていると、様々な支援施策が出てきます。 その中で「下請中小企業振興法」についても出題されていました。 下請中小企業振興法は、下請中小企業の振興を目的とした法律です。下請代金支払遅延等防止法と同様、親事業者の不合理な扱いから下請事業者を守ることが狙いとされています。 これまで日本は、構造的に弱者になりがちな川上の生産者や下請事業者への皺寄せで値上げを抑えてきたと
中小企業診断士の勉強の一環として、表にキーワード、裏にその説明を書いたカードを作って、歩いている時などにめくって覚えようとしています。 そのカードに、 表「バーナードのシステムアプローチ」 裏「個人の協働シスステムとして組織を認識 組織:個人間の相互作用が、 共通の目的に対して 継続的になされるシステム」 っていうのがあります。 スタディングに出てきた説明を書き出したものです。 これって「確かに!」ってことだと思うのですが、このことについてもっと説
中小企業診断士一次試験令和3年の経済学・経済政策の第4問は、次のような問題です。 そして、その選択肢のcでは… よく、国の政策として「補助金や給付金として国民への支給」という手立てが講じられます。その際、所得制限が設けられ、一定の年収までとかの制限が設定されます。 「低所得者にこそ支援が必要」っていうのは、納得できるところです。 まさに、この選択肢に書かれているようなところですね。 でも、これは、経済学で言うところの「限界消費性向」によって説明できるんですね。 すごく
企業経営理論などの問題に出てくる「デュー・デリジェンス」。 M&Aをする準備段階に、被買収先企業との機能の重複や補完関係についての調査や、内部統制上の問題を明確化し、リスク低減を図るために行うものだそうです。 デューデリジェンスは、 財務リスク(不良債権、過大評価の資産など)、 運用リスク(効率的でないプロセス、技術的な問題など)、 法的リスク(訴訟、法規制違反など) 等の特定と評価を行います。 あらかじめ潜在的な問題を含めて把握しておいて、それらを考慮に入れてM&Aの実行
投稿が2週間空いてしまいました。 この間、粛々と勉強はしていました。 ただ、今週前半3泊4日の出張をしていたため、勉強少なめでしたが。 前回、「スタディングの講座を再視聴するなどして、体系的に基礎を徹底しよう」ってなことを書きました。 いちおう、これを始めました。 勉強名は「体基徹」です。 また、1月初めからスタートした過去問2巡目については、令和元年を終え、先日から令和2年に移りました。 令和元年の過去問ですが… 経済学・経済政策 72点 財務会計 60
一次試験の過去問チャレンジは、年があけてから2周目を開始し、 経済学・経済政策 72点 財務会計 60点 企業経営理論 87点 運営管理 73点 と、なかなか良い点が取れています。 2周目だから…というところですが、選択肢の論点をピッタリはめられるものも増えてきています。 が、やはり過去問だけだと、どうしても体系的に理解できているかが不安になるのです。 もちろん「過去問をしっかりする」というのは大切だと思ってますし、以前「こんな感じでやっていこう
2024年を迎えました。 今日は1月4日ですが、今年は元日から勉強をしました。 令和元年の「経済学・経済政策」の過去問チャレンジ2周目を早朝からやりました。 結果は、72点でした。この科目で60点を超えたのは初めてだし、新年早々いい結果が出て嬉しかったです。 ただ、まだまだあやふやなことが多く、一層基礎の徹底を…と思いました。 ところで今回のタイトル「伴走支援」ですが、足切り基準を下回ってしまった昨年最後の過去問チャレンジ「中小企業経営・政策」の最後の問題「経営力再構築伴走
令和4年の中小企業経営・政策の過去問チャレンジをしました。 年内に過去問4カ年を1周回す…という目標は達成しました。 が、この科目の得点が38点。 初めての足切り点です( ; ; ) この科目、56点、53点、47点、38点…と順調に下がってるんですよね。 令和4年の過去問チャレンジ、経営法務は抜いたので、293/600と過去最低の得点率となりました。半分いかない(>_<) 今年の1月に中小企業診断士の勉強をはじめて、1年経ったところで、この点数…というのは、正直、凹み