バーナードのシステムズアプローチ
中小企業診断士の勉強の一環として、表にキーワード、裏にその説明を書いたカードを作って、歩いている時などにめくって覚えようとしています。
そのカードに、
表「バーナードのシステムアプローチ」
裏「個人の協働シスステムとして組織を認識
組織:個人間の相互作用が、
共通の目的に対して
継続的になされるシステム」
っていうのがあります。
スタディングに出てきた説明を書き出したものです。
これって「確かに!」ってことだと思うのですが、このことについてもっと説明されたものが、ググっても出てこないんですよね。
「組織は人なり」とか、組織における個人の関わりの重要性はよく語られるところです。
実際に事業を推進して、何らかの成果を達成するためには、制度や運用ルールとか仕組みなどが重要ですが、個人の働きがなければ機能すらしません。
何をするにせよ、人は不可欠です。
そういう意味では、企業経営理論で紹介されるような種々の理論に基づく諸機能とともに、「個人」がどのように働いて所与を達成していくか…については重要なことだと思います。
労働生産性や生産効率性の向上がますます求められる中で、個人の働きぶりに着目して、それらの向上に寄与できることは何かを見出し、適切に改善したり、場合によっては改革していく。
経営者の支援を主としつつ、こういうアプローチも中小企業診断士としてできるのではないかと思うんです。