TUEが認められる条件 次の4条件を証明できるとTUEが付与されます。 ・適切な臨床的証拠に基づく診断であること ・当該疾患に対する適応治療であり、禁止物質以外の物質に代えられる治療方法がない ・健康を取り戻す以上に競技力を向上させない ・ドーピングの副作用に対する治療ではない
薬を使用するアスリートの方へ 参加予定の競技大会が「国内最高レベルの競技大会」かを確認して、該当する場合は事前にTUE申請が必要です。 該当しない場合でも、遡及的TUE申請が必要となる場合があります。 どちらも検査データ、使用薬の量、使用期間などの詳細な医療情報が必要になります。
アンチ・ドーピング: 花粉症治療薬には、市販薬・処方せん薬ともに 禁止物質が含まれている製品がありあす。 内服薬だけでなく点鼻薬や点眼薬でも注意が必要です。 服用する際は、必ず禁止物質が含まれていないことを確認して下さい。 禁止物質を使用して治療する場合は、TUE申請が必要です。
TUEとは 治療使用特例(Therapeutic Use Exemptions : TUE):アスリートの申請により特例として『禁止物質・方法』が治療目的で使用できる手続きです。 TUEが認められなかった場合、『禁止物質・方法』の使用をすることはドーピング違反となります。