SNSで「夫さん」という表現を見たり、リアルで「あなたの夫は」と言われたり。他人の配偶者には「旦那さん」「ご主人」を使うものかな、と思っていたけど、ここに「夫/さん」も参戦しているのか。 一方で、人に対して言う「妻さん」「あなたの妻は」という表現は見聞きしない。なんだか不思議。
「小手始め」という単語を本の中に見る。 「小手調べ」「手始め」なら聞いたことあるけど、そんな言葉あったっけ……?と思って手持ちの国語辞典を引く。普通になかった。 こういう使い方はいまなら「誤用」なんだろうけど、使う人が増えればなんとなく許され始め、いつか辞書にも載るかもしれない。
「ご教授願います」度が増えてきた 士業も最高学府卒のエリートも関わらず使いまくる このまま「ご教授」が広辞苑に載る日が来る気がしてならない 一所懸命も影を潜め ら抜き言葉もすっかり定着 長く生きてると、言葉の変遷も体験することができるのだとしみじみ